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younghopeさん のコメント

このような問題を考える時、いつも感じることであるが、政党、政党を支持する人たち以外の、ごく一般の国民が、政党に左右されることなく、一人の独立自立した人間として、問題の本質をくみ取り、自立した行動がとれるかどうかに、かかっていると思っています。

西欧は、一人一人の独尊意識が強いが、我々日本人は、一人ひとりより、全体としての集団意識が強く、個人的意見が排除される。この傾向は組織としては、左右に大きな違いはない。いくら正論でも、日本という国体の存続がテーマになると、排除されていくということである。この傾向は、現在の社会でも同じであり、理屈では賛成しながら、行動では反対に動くという事例は、枚挙にいとまがない。戦前も戦後も、この重要な自立という点では、後進国といえる。現在の教育が、「イジメ」を放置し、物言わぬ体制隷属性を強いている面があり、退歩の道を歩んでいるかもしれない。
No.1
92ヶ月前
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A ゾルゲ事件の本質は何か。東條が近衛追い落としに利用したのです。 ゾルゲ事件の担当検事は1951年米国議会委員会で、「近衛内閣は、尾崎逮捕で苦境においやられ、どどのつまり総辞職いたしました」と証言しています。『米国公文書 ゾルゲ事件資料集』(社会評論社 2007 年)は、1951年8月吉河光貞検事が米国下院非米活動委員会で行っている証言を掲載しています。   吉河光貞は「東京地方裁判所時代には思想検事としてゾルゲ事件の捜査に参加、ゾルゲを取り調べました。戦後は 1948 年に設置された法務庁特別審査局 ( 後の公安調査庁 ) の初代局長、 1964 年公安調査庁長官に就任した人物です。 「私は尾崎を目黒警察署で取調べ、彼は即日自供した。当時我々は外国人を逮捕すべしとの結論に到達した。 近衛内閣は、苦境においやられ、どどのつまり総辞職いたしました」 森正蔵氏(戦争前後の新聞記者)は1946年、「尾崎逮捕、
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。