フレデイ タンさん のコメント
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私達は第 2 次大戦前と戦後の日本は切れていると思っている。
だが、何故か誤解してきた。実際は太く、繋がっているのだ。
先ず昭和天皇。処分、退位なしで何故継続できたか。占領軍の統治に利用できたから。
逆に言えば、占領軍の統治に協力する人間なら、生き残りは容易だったのだ。
多くの人は、吉田は反軍と思っているがそうではない。国際協調を貫いていた外務省が、吉田茂次官の時に軍と協力に切り替えたのだ。終戦直前、終戦工作を模索し睨まれただけだ。
戦後の日本は「実は変わっていない。一部の軍人を提供するだけで切り抜けた」と喝破したのはノーマンだ。
ハーバート・ノーマンは 1909 年カナダ人宣教師の子として軽井沢町で生まれる。カナダの外交官。 1945 年 GHQ に対敵諜報部課長。昭和天皇とマッカーサー会談の GHQ 側通訳。 1956 年駐エジプト・カナダ大使。ソ連のスパイの嫌疑をかけられ、自
そしてそれをスピノザ風に幾何学的に表現すれば、天皇制/軍部・官僚/財閥のそれぞれが三角形の頂点にあるトライアッド(三つ組)で戦後はその形から軍部と財閥が抜けて、天皇制/官僚/米支配層という形はまるきり同じのトライアッドを形成している。この三つ組は強力な結合体です。ただ綯交ぜですから、ダイヤモンドほどではない。注目すべきは国民は不在です。今ときめく政治家もこの三つ組に於いては不在です。選挙に落ちれば、只の国民ですから。
この三つ組は米国支配層が変貌しない限り壊れません。更には国民が食える間は壊れません。他国と衝突すれば、やはり壊れます。その場合、国民の多くの犠牲を伴いますから避けねばなりません。そのような情けない状況に日本はあるのだと私は考えています。そういう閉塞を打破する術を持ちたいがなかなか。
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