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matusiroさん のコメント

もう7年近く新聞を取っていない。情報源はテレビとネットと本だ。この「監視」の話もこのブログで知った。政治や社会のことには関心を持っている私でさえ、大事な情報はこれほど遅く、これほど断片的にしか入手できていない。以前にIWJでスノーデンの動画を見て、本を読んで、「NSEによる監視実態」を知っていても、この程度だ。日本政府(権力)がここまで露骨に監視をやっていたとは意外だった。IT企業に長年勤め、海外通信ケーブルや衛星通信の役割は知っているし、現在のネット社会が、マイクロソフト、ヤフー、グーグル、アマゾン等、米国に集中的に情報を握られる仕掛けになっていることも知っている。しかし、「日本国民(自分)が全て簡易されていた」と言う実感は湧かない。危機感も生まれない。
一般の国民(典型的にはお茶の間の住民、勤め人)は、まず「事実を知らない」「事実を耳にしても意味するところを知らない」「まして、危機感をもって立ち上がる、抗議する、ことはない」。
飼いならされたライオンが、目の前に餌となるインパラが来ても襲わないのと似ている。ライオンは植えていないから必要がない。ライオンを野生に返すには、餌の意味と狩を教えなければならない。
今の日本国民に欠けているのも、自立した人生のためには、大事な情報と、その意味するところを考える訓練である。マスコミがまず情報を伝えない。嘘と欺瞞を伝える。意味するところを論議させない(嘘の誘導だけ)。考える、批判的に見る訓練の場がない。場をなくしている。
これらは基本的には金と権力を握っている政府、財界、米軍が仕組んでいる環境でもある。
しかし、この現実からしか進むことはできない。できるところから情報を発信し、共有を広げ、動き、繋がり、力としていくしかない。ツイター、FB,ブログ、ライン・・から始めるしかない! ただ、すべてのデータを知ることは、何もわからないことでもある。恣意的にねつ造して貶める意味にしか使われないだろう!
No.5
92ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
A: 事実関係 「米、日本にメール監視システム提供か 米メディア報道」 「調査報道を手がける米ネットメディア「インターセプト」は24日、日本当局が米国家安全保障局(NSA)と協力して通信傍受などの情報収集活動を行ってきたと報じた。NSAが日本の協力の見返りに、インターネット上の電子メールなどを幅広く収集・検索できる監視システムを提供していたという。 インターセプトは、米中央情報局(CIA)の元職員エドワード・スノーデン氏が入手した機密文書に、日本に関する13のファイルがあったとして公開。NHKと協力して報じた。 報道によると、NSAは60年以上にわたり、日本国内の少なくとも3カ所の基地で活動。日本側は施設や運用を財政的に支援するため、5億ドル以上を負担してきた。見返りに、監視機器の提供や情報の共有を行ってきたと指摘している。 たとえば、2013年の文書では、「XKEY
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。