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younghopeさん のコメント

絵画と同じように、被写体を撮るカメラマンが、被写体を通じて一つの人生ドラマを描こうとしているのか。専門家ではないからわからないが、何事も、具体的事物、事象を通じて、人生を感ずるまでの撮影段階に至らないと、本物の専門家でないということなのでしょう。教えられるところがある。我々は、米国のことはテレビでもよく視聴できるが、北朝鮮とか中国、ロシアになると一部場面を視聴するに過ぎないことがある。よく知るには、北朝鮮に出かけ、北朝鮮の人の話を聞き、中国に出かけ、中国人の話を聞くことが大切なのでしょう。「浅草」現象は、日本的「和」の世界があり、演劇などのパフォーマンスに対する観衆の顔からうかがえる表情の動きを「瞬時」に表現する。この絶対現在のつかみ方が、その人の感性、経験からほとばしり出たものになったとき、人の心に響くのでしょう。日本的心が表現され、個がしゃしゃり出ることがないということなのでしょうか。西欧と違った没個性寂静世界は、本当に美しい世界である。
No.1
92ヶ月前
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 初沢克利著『浅草』(春風社、7000円)を手にしている。写真集である。 520 ページという大部。  写真には様々なタイプがある。対象が運動や、戦場やで、最高のクライマックスが切り取れれる場合が多い。 初沢氏の場合はそうではない。冒頭を飾る約10枚の写真は、路上パーフォーマンスを見入る群衆を被写体とした。彼らが演じているわけではない。本来は写真の被写体にはならない。それを対象にして写真集の冒頭の写真とした。この被写体をみれば、それぞれの被写体は自分のドラマを持っていることを推定させる。初沢氏はそれを感じながらシャッターを切っていると思う。写真が全てを語っているのでなくて。写真は考える入口だ。そういう写真が初沢氏の写真でないか 初沢克利氏の経歴:早稲田大学仏文科中退、東京写真専門学院卒業。 1972 年に渡仏する。モンパルナスに居住しながらパリの写真を撮りはじめ日本、フランスの広告界
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。