• このエントリーをはてなブックマークに追加

oldjapさん のコメント

今日の日本人には「怒る力」「憤慨する能力」が不足しているというジャック・アタリの指摘は当たっていると思う。現状にほぼ満足し、未来に重大な国家としての衰弱、ないし滅亡が待ち構えているとは考えていない。日本人にはモノづくりの特異な能力があり、地道な改善を続ける限り、国際競争を勝ち抜けると信じているのだろう。ただし、科学技術における国際競争に勝ち抜けるかについては、悲観的な見方をする者がその先端分野の専門家の中にいることがあまり知られていない。改善努力は必要だが、怒り、憤慨して暴力的な手段による改善を図るのは間違いだろう。安倍内閣は間違いもおこしているが、戦後の今までの内閣として落第点をとっているとは思われない。安倍より優秀な総理とはだれのことだろうか。また孫崎が総理になったら安倍より良い総理になり得るだろうか。
No.1
91ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
    今、安倍政権は原発であれ、集団的自衛権であれ、共謀罪であれ、憲法改正であれ、国民の反対を押し切って強引に進めようとしている。本来安倍政権には{ NO }を突き付ける状況に来ている。  少し前であるが、ジャック・アタリは今日の日本には「怒る力」「憤慨する能力」が不足している。とくに衰弱したエリート層に対して、日本人は憤慨すべきだ」 と主張しているので紹介する。 ********************************** ジャック・アタリは 1943 年生まれ。仏の経済学者。フランソワ・ミッテランの側近中の側近で 81 年から 91 年まで大統領補佐官。初代欧州復興開発銀行総裁。著書『危機とサバイバル』(作品社二〇一四年)からの引用。米国『フォーリン・ポィシー』は百人の世界の思索家に選出。著書「日本は “ 二一世紀の危機 ” をサバイバルできるか?」の引用。 ・ 経済の危機、国家・社
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。