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りゃんさん のコメント

加計学園問題が政治的にどこに落ち着くのかはひとつの興味ですが、背景には産業動物(牛豚鶏等)に対する獣医師が絶対的に不足しているという事実があり、それは問題の政治的な落ち着き先がどうであれ、かわりません。

2010年に宮崎でおきた口蹄疫の記憶はまだ新しいところです。そのときは民主党政権でした。当時の民主党政府の国会答弁でも産業用動物の獣医師不足の認識は示されていたのです。

また、朝日新聞を含む新聞が、産業用動物の獣医師不足についての記事をそのころ書いています。

今治市や愛媛県は公務員獣医師不足をずっと発信してきました。

今現に韓国では最近終息したばかりの鳥インフルエンザがふたたび蔓延をはじめました。

今回の件で
【ただの『数』ではなく、小なりといえどもみずから政治参加をしている、日本の政治について生活に密着して考えている人たち】、つまり【たとえば、民主党が政権を獲得したころに、一度民主党に投票してみようとまわりを説得したかも知れないような人たち】が痛切感とあきらめをもって認識したのは、民主党(民進党)にしろ、朝日新聞にしろ、みずからが大と考える政治目的(共謀罪阻止)のためなら、民衆の生活などどうでもいいと考えているようだということです。かれらもまた、読売新聞とは別に一線をこえたのであり、今後【ただの『数』ではない人たち】から支持されることは、永遠にないと私は思います。

それにしても、今回の件で仮に大学ができないのなら、では産業用動物の獣医師不足をどうするのか、朝日新聞と民進党は具体的で実現可能性のある政策提言をする行きがかり上の義務があります。前川氏や農水官僚たちなら、そこをごまかすこともできるでしょうけど。
No.9
90ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
   6月3日、読売新聞が、「次官時代の不適切な行動 報道すべき公共の関心事」と題し、 「社会部長 原口隆則」名義で反論を掲載した。  一個人の犯罪行為でもない、「出会い系バー通い」報道が異例なら、それを正当化する「社会部長」の釈明を掲載することも異例である。  日本の報道には何となくの棲み分けがある。スキャンダル系は週刊誌が行い、大手マスコミは行わないと何となくの慣行がある。それを読売新聞がスキャンダル系の報道という週刊誌的行動を行った。  実はこの報道が何故着目されたかというタイミングを考えて見たい。  加計学園の獣医学部に官邸が不当に圧力をかけたのでないかとの疑惑が出た。その中で、「官邸の極めて高い人の発言」、「首相の意向」とする文部科学省の内部文書が出た。これを、菅官房長官は「怪文書のようなもの」といい、文部科学省が「調査をしたが本物か判明しない」とした。すでに安倍首相は「決
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。