• このエントリーをはてなブックマークに追加

フレデイ タンさん のコメント

冤罪を堂々とやってのけれるような環境が共謀罪関係の法律の制定により出来上がる。

安倍政権とその周辺の思い上がった連中はその法律の本質をよく知って立法に取り組んでいるとはとても思えない。何故なら、彼らは総じて歴史のまともな知識があるようには見えないし、今回の共謀罪関連法は米国の圧力に条件反射的に応じて、その法律の意味するところの奥行きは彼らには分かりにくかろう。

ゾルゲ事件のでっち上げは治安維持法はあってこそ可能だったのだが、勿論、それだけではない。東条首相、井本検事、布施検事といった陰険極まりないサイコパスがいたからだと私は考えている。このようなサイコパスは右寄りだとか左寄りだとかは関係ない。金や出世も直接のサイコパス誘因とはなり得ない。また価値観とも無縁。全体主義体制で必ず発生する。ナチスドイツ、スターリンのソ連、現在のネオコン主導の米国の複層体制下にその存在の多さに驚かざるを得ない。

安倍体制がこのまま進み成熟すれば、今後、かなり高い確率で陰湿な東条タイプが登場してくるだろう。チャイルデイッシュな安倍さんなんかはあっというまに引きずり降ろされるだろう。
No.3
89ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
ゾルゲはソ連のスパイであった。それは事実である。尾崎等が協力した。それは事実である。では彼等の活動で日本に実害を与えたか。それは全くない。一般に「ゾルゲは関東軍がソ連極東に侵入しないことを連絡した。これでソ連は極東軍を西に展開でき、モスクワ陥落を防いだ。大変な功績があった」とあるが、ゾルゲ等が関東軍がソ連の攻撃がないと報告できたのは9月以降、ソ連は8月中旬以前に、極東軍を西部戦線に投入する決定をしており、ゾルゲ情報は関係ない。  では何故ゾルゲ等が捕まったのか。  近衛首相を追い落とすためである。開戦に反対する近衛を、追い落とし、東条が首相の座に就くためである。尾崎秀実は近衛の側近と言われ、彼がソ連のスパイであれば、近衛内閣はもたない。それがゾルゲ事件の本質である。  それで次の人々が死等の被害を受けた。  ゾルゲ 死刑( 1944 年 11 月 7 日執行) ヴケリッチ無期懲役( 1
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。