younghopeさん のコメント
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リテラは「前川前次官が田崎史郎、山口敬之、読売、 NHK ら安倍応援団を批判!安倍政権によるメディアの私物化は、民主主義を殺すと」を掲載。日本記者クラブ主催の記者会見に出席した前文科省事務次官の前川氏の発言を。解説を交えつつ解説。以下その引用。
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「この(獣医学部をめぐる)一件を通じて、まったく別の問題として認識を新たにしたのは、国家権力とメディアとの関係です」
「ひとつは、私に対する個人攻撃だと思われる記事が 5 月 22 日の読売新聞に掲載されました。私としては不愉快な話でしたが、その背後に何があったのかはメディアの関係者のなかできっちり検証されるべき問題だと思っています。私は個人的には、官邸の関与があったと考えております」
官邸の関与で読売の醜聞記事はつくられた──。たしかに、前川氏はこれまでも記事が出る 2 日前から読売の記
官僚の人事権を内閣府、すなわち、安倍首相と菅官房長官が握り、官僚に対する予算配分の権限が「党から政府にかわった」ことによる様々な利権構造の「軋轢」が顕在化しているとみるべきでしょう。議員たちは、選挙で選ばれるわけであり、住民の苦情陳情を日常的に聞き、党に持ち寄り、幹事長が采配を振るうのが、今までのやり方であったが、官僚の人事権を握る内閣府(首相、官房長官)の意向が強くなり、官僚機構に「軋み」が出ている。自民党の実質的権力が、安倍首相に集中し、今までの実質的権力者、二階幹事長を飾り物にしている。顕在化していないが、自民党議員など党の役職者が安倍首相に直結しており、陳情活動の成果は、安倍首相に集中することになる。党がなくなり、政権と直結する官僚機構は、安倍首相忖度政治に変質し、真面目な官僚は仕事するのがあほくさくなるでしょう。政治家が優秀であれば、この弊害が緩和されるが、安倍首相のような愚宰相では、混乱がマグマのように湧き出てくるのも、時間の問題でしょうか。湧き出てこなければ、社会主義国日本が、独裁国家に変質するのでしょう。
政権と官僚と党の関係は、今までの知恵を生かし、三位一体でないと、日本的国民性になじまないことを十分に理解しているのでなく、刹那的な利己的判断が優先しているように見えて仕方がない。だてに、明治以来の官僚制度が続いているわけではない。
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