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younghopeさん のコメント

お話のように、米国とロシア、中国間の紛争解決手段と、38度線に相対する韓国対北朝鮮紛争解決手段は、本質的に違った問題なのでしょう。

米国にとっては、韓国対北朝鮮は、軍事物資消費戦略上にあり、両者が和解することは、米国の軍事費の維持増大の名目がたたない。米国民の納得を得るために、緊張関係を築くことが米国にとって必要といえる。中国にとっても、周囲を他国に囲まれ、軍事の充実は欠かせない。北朝鮮の暴発、大虐殺国日本の軍事強化は、中国の軍事強化の後押しをしている。

問題は、米国は、ウクライナ問題で敵対関係にあるロシアとの前進した会話は望めず、現状、北朝鮮に対する窓口は、中国であり、中国が制裁を加えれば、ロシアが肩代わりしている。石油などの中国輸出を抑えても、ロシアから入ってくるのであり、「ざる規制」で喜ぶ日本は全体を見ているのでなく、米国に追随することによって満足しているのです.効果的な制裁を撮れない日本が、独自制裁などと、口で言って何もできない、哀れな姿をさらけ出しているに過ぎない。北朝鮮問題は、自国民に対する方便が強く、米国政府だけでなく、日本政府の言動は役に立たず、また、マスコミも役に立たず、己自身が考える方が正しい道を見出されるといえる。複雑であり、論理的思考の中に非論理的思考が混じるので、容易ではないが、頭の体操には充分なる。生きているという実感を体得できる。
No.1
90ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
北朝鮮は「“火星14”は4日午前9時に発射され、最高高度2802キロに達し、39分にわたり933キロを飛行した後、日本海に設けた目標水域に正確に弾着した」と発表した。 これに対しティラーソン米国務長官は4日、「米国や同盟国だけでなく、地域や世界に対する脅威が新たな段階に入ったことを示している」と述べ、同時に「世界規模の脅威を食い止めるため、世界規模の行動が必要だ」として、北朝鮮の核・ミサイル開発につながる資金源を断つために、関係国に制裁強化を求めた。 岸田外相はティラーソン米国務長官と電話で協議し、「国際社会による北朝鮮に対する圧力を一段と引き上げる必要がある」との点で一致した。 今後、国際社会は、北朝鮮のミサイル・ミサイル開発、核兵器開発に一段と制裁を強化する形で進行していく。 だが、この流れが本当に世界の安定、更には極東の安全に貢献するかを考えてみたい。具体的には、「北朝鮮のミサイ
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。