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フレデイ タンさん のコメント

孫崎先生のご説明に私は賛同いたします。

過去を振り返りますと、思いだしますのはブッシュがヒステリックで乱暴な言わば事実上の宣戦布告をイラン/イラク/北朝鮮に対して行ったことです。勿論、最終ターゲットはロシアと中国です。そして、すぐにイラクに侵略戦争を仕掛けました。その時、何とブッシュは米国に敗北すると日本みたいになるとも取れる言辞を吐きました。日本はブッシューのメニュのサンプルとなったのです。しかし、イラクは日本みたいに米国に隷従することなく抵抗しています。そのようなイラクを見た北朝鮮が専守防衛に取り掛かるのは当然の帰結です。核ミサイルの早期配備は喫緊の課題でした。そして、今日、北朝鮮は世界第4番目の核ミサイル強国になったのです。米国の侵略戦争主義が北朝鮮を作ったと言っても過言ではないでしょう。私は先にも書きましたが、北朝鮮は巨大なハリネズミとなっています。この国は独裁国家ではありますが、戦前の日本の八紘一宇と言った拡大志向のカルトはないし、米国のような「世界制覇の野望」も無いのです。挑発しなければ、向かってこない、つまり脅威ではないのです。米国の強欲の反作用として生まれた特殊な国家(日本とは正反対の自主独立を宗とする)として世界は北朝鮮を受け入れるしか無いと私は思います。ロシアのプーチンが米国からの独立を維持すには核ミサイルを保有するしかないと言ったが、実に示唆に富んでいると私は思います。
No.3
89ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
北朝鮮は「“火星14”は4日午前9時に発射され、最高高度2802キロに達し、39分にわたり933キロを飛行した後、日本海に設けた目標水域に正確に弾着した」と発表した。 これに対しティラーソン米国務長官は4日、「米国や同盟国だけでなく、地域や世界に対する脅威が新たな段階に入ったことを示している」と述べ、同時に「世界規模の脅威を食い止めるため、世界規模の行動が必要だ」として、北朝鮮の核・ミサイル開発につながる資金源を断つために、関係国に制裁強化を求めた。 岸田外相はティラーソン米国務長官と電話で協議し、「国際社会による北朝鮮に対する圧力を一段と引き上げる必要がある」との点で一致した。 今後、国際社会は、北朝鮮のミサイル・ミサイル開発、核兵器開発に一段と制裁を強化する形で進行していく。 だが、この流れが本当に世界の安定、更には極東の安全に貢献するかを考えてみたい。具体的には、「北朝鮮のミサイ
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。