フレデイ タンさん のコメント
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戦後の日本の政治家で、田中角栄は特別の位置を占めている。彼の権力の由来は金である。彼がどの様に金を作り、金を活用したかについて、中田一男・元大蔵省官僚、北海道開発庁次官が『思い出すまま』(平成29年5月出版)に記載しているので、いんようする。
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・多くの個性的な政治家の方達と接する機会があり、思い出すときりがないが、私が出会った政治家で一番すぐれ、人の心を掴む天才的政治家は誰かと言われたら、迷わず、「田中角栄元総理」と答える。
・田中(大蔵)大臣の思いでとしては大臣秘書室の女性職員が結婚退職する際、結婚祝いとして、十万円をポンと出され、仰天した女性職員が秘書課長に相談したことがあった。女性職員の給料が1,2万円の時代である。しかし、秘書課長がお断りに伺うと当の田中大臣は、「世間相場の二倍、三倍あげても、三日経てば、忘れ
外務省のお役人はどうだったか知りませんが、それ以外の省のお役人で角栄さんの悪口を言う人が余りいなかったということです。
若い時の私を可愛がってくれた大阪の中企業の社長さんは「角栄先生にお会いするのには一分間百万円だ」と飲み屋で私に誇らしげに話していた。彼らにとっては角栄先生はお稲荷さんみたいな「商売の神様」だったんじゃないでしょうか。籠池氏をあんな風に邪険に扱うことで表出した岸氏の孫の晋三氏の蚤の心臓に比べて角栄先生は何とおおらかなことか。
角栄先生は中國との国交を断固実行した剛の者です。そして、「農家に10人子供がいれば、一人くらい共産主義者がいるのは当たり前だ。親の葬式には10人全部集まる。それが日本だ」と言ったらしいが、その包容力を安倍氏と周辺の親米右翼そして又その周辺を固める自民党は学んで欲しいものだ。
好き嫌いで言えば、私は角栄先生が好きです。
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