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younghopeさん のコメント

昨日の国会は、国民を馬鹿にした茶番劇でしかなかった。与党も与党であるが、野党はどういう風にして、安倍政権を追い詰めるか、策を練ってような質問が全くなかった。ただ、安倍政権に謝罪と弁明の機会を与えただけで、国民に、政治家に対する不信を増幅させただけでしかなかった。攻めきれなければ、やらない方がよかったとも思える。

改めて人間って、「何だろう」という基本に戻らなければならないのだろうか。

人間の心は、ころころ変わるから、一定しない、わからないから、言葉によって、規律規範を作っているのではないか。それが法律であり、記録であり、議事録である。記録はあっても、メモであり、公式的なものではないと言い張り、最後の手段は「記憶にない」、「そのような事実はない」ということである。間違いの原因は、刑事事件と規律規範違反を同じに考えていることにある。特に、弁護士はその傾向が強い。

この社会は、刑事事件でなければ、一定のルールにのっとり、ルールに外れれば責任を取るのが常識であったが、人間としての規律規範をなくてもいいのだという理念に立てば、この社会は独裁社会の様相を帯びてくる。記録、言葉が軽視される社会は恐ろしい。安倍首相以下お友達たちは、「財布代わりにしか見られない日本が国際社会で成り立っていくのか、また、孤立の道を歩むのではないか」と、考えていないのが恐ろしくなる。規律規範がなくなれば、餓鬼、畜生と変わりがなくなるのです。規律規範のない人たちが、あちこちで徒党を組む、群雄割拠の様相を帯びれば、混迷を深めるばかり、極端になれば、その反動が極端に出てくることを認識すべきでしょう。それにしても情けない社会になってきた。
No.6
88ヶ月前
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孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。