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younghopeさん のコメント

南スーダン内戦に対するPKO派遣時の問題である。
現地は、当時、紛争が過激化しており、その状況は、我々も把握していた。同じように、現地情報は政府も、現地から情報を得ていたとみるのが、正常な姿でしょう。

問題は現地情報にどのように対処したかが、本質的には問われているのです。現地の自衛隊員の生命に対する危険が降りかかりそうな状況をどのように、日本本国東京サイドがとらえたかである。制服組が単独で隠したか、もし、そのようなことがあればゆゆしき問題である。また、大臣、事務次官が、撤退するのは好ましくなく、現地の情報を消し去るようように指示したか、が問われるところでもある。

幕僚長が引責辞任するのは当然であるが、大臣、事務次官が関与していたかどうかは、「加計問題の総理の関与」と同じで、水掛け論になっている。通常は、制服組が報告しないはずがなく、知らないでは通せない。知らせてもらえない大臣、事務次官では、自衛隊組織が成り立たないのです。監督責任が取られてしかるべきです。安倍首相の任命責任も免れない。民事の問題ではない。国防の問題であり、いい加減な処理は禍根を残します。

このような場合は、大臣、事務次官は当然、辞職しないと、自衛隊組織の中に、不満がたまることになり、組織規律上好ましくないことが起きやすくなる。防衛大学の元教官であった孫崎さんご指摘のように、ここは、きちんと、けじめをつけ、稲田大臣を罷免すべきでしょう。加計と同じ、知らぬ存ぜずでは、日本の安全安心が確保できない。
No.1
86ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
  A: 事実関係 陸上幕僚長、引責辞任へ 南スーダンPKO日報問題(朝日新聞) 「南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に派遣された陸上自衛隊部隊が作った日報をめぐる問題で、陸自トップの岡部俊哉陸上幕僚長は引責辞任する意向を固め、稲田朋美防衛相に伝えた。複数の政府関係者が明らかにした。  政府関係者によると、岡部氏から「情報公開請求への対応や陸自内に日報の電子データが保管されていた問題の監督責任をとって辞職したい」と申し出があり、稲田氏も認める方向で、後任の調整に入った。   岡部氏は陸自北部方面総監を経て、昨年7月に陸幕長に就任。自衛隊制服組トップの河野克俊統合幕僚長の後任の統幕長の有力候補だった。」 B: 評価 (1) 日報問題の一番の本質は、 PKO の原則からして行ってはいけない対応で、自衛隊を南スーダンに出していたことである。  日本は PKO 派遣には、「紛
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。