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m.m.さん のコメント

内閣改造を目前にしたこの時点での辞任は、「特別監察の報告による引責解任」では犯罪行為になってしまうから、「責任を自覚して自ら辞職」の形を作った安倍首相の愛情だろう。
だが、稲田氏が辞職に追い込まれた最大の理由は日報の隠蔽などではなく、「辺野古が完成しても普天間が返還される保証はない」という発言で沖縄県民を激怒させたことに加え、米国政府の信用を失って2+2が開けなくなったことだ。対米隷属を至上命題とする自民党にとって、絶対に許せない「一線を越えてしまった」のだから。
これによって国会は、安倍首相の任命責任及び指導責任などの追求に移るはずだ。
No.1
88ヶ月前
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1:「稲田氏、辞任の舞台裏 悪循環の末、内閣改造までもたず」 27日午後、首相官邸。稲田氏は国家安全保障会議の前に首相執務室に足を運んだ。面会時間は約30分。稲田氏はこの場で、安倍首相に引責辞任する意向を伝えたという。狭まる包囲網に耐えきれず、8月3日に予定している内閣改造までたどりつかない幕切れだった。首相周辺によると、首相は内閣改造で稲田氏を交代させ、「重要閣僚の更迭」という政権への打撃を少しでも軽減する戦略を描いていた。だが、南スーダンPKOに派遣された陸上自衛隊部隊が作成した日報が「廃棄した」とされた後に陸自内で見つかった問題で、「組織的な隠蔽(いんぺい)」疑惑が浮上。稲田氏の関与が取り沙汰される事態に発展した。(朝日) 2:PKO部隊の日報を巡っては「廃棄済み」とした陸上自衛隊にデータが残っていたことが三月に判明。稲田氏は隠蔽体質の改善へ意欲を示していたが、二月に陸自
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。