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m.m.さん のコメント

日本は、ポツダム宣言を受け入れて、全面降伏したことを安倍首相は知らないらしい。
ポツダム宣言を書いたのは米国・英国・そして中国であり、「日本の領土は北海道・本州・四国・九州と、参加国が認めた小島だけ」と定められている。これについて日本に異議を唱えられる立場ではなかった。
ところが「北方領土はロシアが不法占拠している」「尖閣諸島は我が国固有の領土」と主張している。

北方領土返還を求める前に、ロシアが正当に所有していることを認め、返還後も米軍基地は作らせないと約束することが必要だ、尖閣についても、中国に領有権を認めて貰う交渉が先であり、独仏に習って共同管理の道を探るべきだろう。さらに沖縄についても米軍の撤退を求めることが不可欠だ。それが実現してこそ、日本の「戦後」が終わる。憲法改正なんて、その後の話だ。
No.2
81ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
私の『戦後史の正体』からです。 *************************** 日本は降伏したのです。たんなる終戦ではありません 日本はいつ、第二次大戦を終えたのでしょう。 こう聞くとほとんどの人が、「一九四五年八月十五日に決まってるじゃないか。いまさら、なにをいってるんだ」 とおっしゃるかもしれません。たしかに八月十五日は終戦記念日とされています。 一九四五年八月十五日正午、昭和天皇の肉声(玉音放送)が、はじめてNHKのラジオで流れました。その内容は、 「私は世界の大勢と大日本帝国の現状にてらして、非常の措置をもって時局を収拾したいと思う。忠実で善良な国民に告ぐ。私は帝国政府に対し、米国、英国、中国、ソ連の四カ国が提示した共同声明を受け入れることを通告させた」(口語訳) というものでした。私たち日本人の多くは、 「八月十五日に共同声明〔ポツ
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。