フレデイ タンさん のコメント
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日本は1945年8月15日ポツダム宣言を受諾した。
私は講演の際に、「ポツダム宣言は守るべきですか」と問う時がある。殆どの人は守るべきだという。では日本は何を受け入れたかになると、残念ながら、日本国民の多くは我々が如何なる条件のポツダム宣言を受諾したか、全文を読んでいる人はほとんどいない。
ここでは、二つの条文を見てみたい。
「第十二条: 前期の諸目的が達成され、かつ、日本国国民の自由に表明された意思に従って平和的な傾向を有し、かつ、責任ある政府が樹立された場合には、連合国の占領軍はただちに日本国より撤収するべきである。」
ポツダム宣言では、占領軍は撤退することが合意されている。 残念ながらこの合意は実施されなかった。
日本が独立した時、米国は自国軍を日本に置くことを最優先した。サンフランシスコ講和条約の日に日米安保条約(旧)が結ばれたが、米国の意図は「好きなだけの軍隊を
拡がる歴史認識のギャップはそれだけでも由々しきことだが、ここにきて中距離核ミサイルの登場で米の不沈空母=日本列島は最も危険な地域に変貌している。ジョセフ・ナイは「沖縄は危ない」と言っているが、「日本は危ない」と言い換えるべきだ。つまり米国にとっては最前線。最も重要なVANTAGE POINT。
大陸・半島の敵愾心を逆撫でし、米国の利益の為に最前線の勤めを果たす、こんなことでいいのですかね。日本は国のあり方をこのまま米国の不沈空母で行くのか、拒否するのか、修正を加えるのか、早急に決定せねばならないと私は考えます。
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