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フレデイ タンさん のコメント

>>7
哲学は苦手なので破廉恥なことを言うかも知れませんが、お許し下さいませ。

ハイデッガーやニーチェの意義が私にはもう一つ釈然としませんでしたが、あなたにこのように説明いただきますと、「ああ、そうなんだ」という感覚を得るにいたり、日本国の実態を理解する手掛かりを手にすることが出来た感じです。

あなたの文章と直接関連するかどうか分かりませんが、日本の保守系の大方の政治家、学者連の国家観に関して言えば、本居宣長の延長線上にあり、彼らの言説にはロゴスは全くないと思っています。

例えば、最近に至って希望の党の前原氏が「日本共産党は生理的に嫌いなんです」という趣旨の発言をしていますが、こんな中学生みたいなことはヒットラーでさえ言わなかった。ヒットラーは「マルキシズムはユダヤ人の政経哲学であって国家を否定するものだから、ユダヤ人同様に許せないと言っています。一応筋は通っています。

この日本という国は労働者が実存するだけで事実上無政府状態にあるということでしょうか。何なりとあなたの忌憚なきコメントを戴きたいです。
No.9
87ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
アイゼンシュタットは1923年ワルシャワ生まれ。ヘブライ大学教授。ハーバード大学、スタンフォード大学等で客員教授。『日本比較文明論的考察(二〇〇四年岩波書店)』  からの引用 ・明治国家の最大の特徴は、驚くべき速度で、高度な政治的・行政的中央集権が達成されたことである。行政の中央集権化は、幾つかの段階を経ながら、次の三つの特徴を備えていった。(1)統合の中心的権威としての天皇の名における支配、(2)統合的な中央官僚制による直接支配、(3)国民皆兵制、士族の廃止、統一的権利の制定における国民の平等。日本は何百もの大名の支配から統一国家へと姿を変えていく。江戸時代の半自律的な地方権力や法的伝統は、全国共通の法制度によって取って代わられ、中央権力が全国津々浦々に浸透していった。 ・明治日本の新しい政治制度の設立は、欧州の国民国家における国家建設の過程と似通っていた。いや、多くの点
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。