フレデイ タンさん のコメント
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高田昌幸氏は元北海道新聞記者。 2004 年、取材班代表として北海道警裏金事件取材)で新聞協会賞受賞。だが北海道警察は恥部を暴いた高田昌幸氏を許さずとして追求し、北海道新聞は彼を守らず、道警と和解し、高田氏を差し出す。高田氏はその後、高知新聞記者、東京都市大学メディア情報学部教授。
「月刊日本」掲載の「なぜ記者は権力のポチになるのか」からの抜粋
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―なぜ記者は権力の問題を追及しないのですか。
高田:第一に構造的な問題があります。事件報道の場合、情報源は警察に限られていて、メディアは警察から情報をもらうしかありません。そのため、警察と記者は「エサ」を与える側と与えられる側という主従関係に陥りかちです。
第二に記者の問題です。警察を怒らせたら情報がもらえなくなり、デスクから怒られ、自分の評価が下がります。こ
「新聞等のメデイアは権力に対して中立的ジャーナリズムの立場を維持できるか?」
私は商取引関係を想像して「維持できない」と答えた。理由としてご提供の高田昌幸氏が書いているようなことを話したのを記憶しています。そのような口頭試問の後、「言い過ぎたかな」と内心不安になった。翌日、幸い、合格を知った。私はその時「自分がリベラルだ」と気づきました。
米国権力の腐敗のありようを素人研究し始めて5、6年経ちますが、種々面白いことを発見します。その一つ、ロバート・レッドフォードとダステイン・ホフマン主演した「ウオーターゲイト」(正式の名を忘れた)というタイトルの映画です。
駆け出しの二人の記者がニクソン大統領の盗聴の疑いを追求します。リベラルの二人の記者は事件の大きさにエキサイトします。インサイダーからの助けも得て記事にしてニクソンは失脚し、ワシントン・ポストは一躍大いなる脚光を浴びたのです。でも、そこには暗黒の裏があたのです。映画では描かれていませんが、「ベトナム戦争後、平和主義に転向し始めたニクソンを失脚させるための米支配層の陰謀があったのです。「やった!」と喜んだのもつかの間、駆け出しの二人はポチだったことに気が付くのでした。その一人だったバーンスタインは反省し、フリーになり米国ジャーナリズムの実態を調べ始めたのです。その結果、何と!記者の大半がCIAの所属であることを突き詰めたのでした。これって、やはり、自由と民主主義を看板にする米国には大きな恥部ではないでしょうか。米国がそうだから、米国のポチの国日本の日本のメデイアもポチだと断定しても的外れではないでしょう。ということは中国も北朝鮮も日本も米国も「本質の部分」報道の自由は無いということでしょうか。特に戦争となると攻撃国は嘘をメデイアを通じて乱発するということ(戦略・戦術の一環)になります。今の米国のラッソフォービア現象を見ているとなるほどと思わざるを得ません。
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