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りゃんさん のコメント

富の独占問題については、あまり単純な考え方はしていません。バラバラでまとまらない感想ですが、そのうちいくつか書いておきましょう。
1,北朝鮮についてもこういう計算ができるはずですが、みたことがない。つまり、こういうニュース自体が広い意味でのプロパガンダであるのだとおもいます。
2,なにかの独占はそれ自体が不正義にみえます。富の独占はそれですが、美の独占だったり、運動能力の独占はどうなのでしょうか。一流の野球選手は数十億円は稼ぐでしょうが、むしろ人々は応援しています。
3,孫崎さんの「資本主義は危機を迎えている」ということばは私も全くその通りだと思います。しかし、現実の選択としては、「悪いもの」と「より悪いもの」のどちらかを選ぶしかないのではないでしょうか。「資本主義と社会主義がある。資本主義は悪い。だから社会主義が良い」という議論にどういう落とし穴があるか、人類は二十世紀によく学びました。
4,時間軸を長く(数百年レベルで)とれば、「富裕者が富めば、自然と下層に財が及ぶという説」はある程度妥当するのかもという予感はあります。知識がないので自分には議論を展開する能力はありませんが。しかしもちろん、いまを生きている人々の暮らしが成り立つかどうかが決定的に重要です。
No.6
84ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
A: 事実関係  11/10FORBES   JAPAN 「米国で進む富の集中、上位 3 名の資産が国民 50 %の合計以上に」 米国では一部の大金持ちへの“富の集中”が加速している。ワシントン DC 本拠の左派系のシンクタンク「 Institute for Policy Studies ( IPS )」が先日発表したレポートで、米国人の経済格差の実態が明るみにでた。同シンクタンクはフォーブスが毎年発表する富豪リスト「フォーブス 400 」のデータをもとに資料を作成した。 最大の発見と呼べそうなのは米国で最も裕福な 3 名(ビル・ゲイツ、ウォーレン・バフェット、ジェフ・ベゾス)の合計の資産額が、下位 50 %の米国人(約 1 億 6000 万人)の合計資産額を超えている点だ。さらに、「米国人のおよそ 5 人に 1 人は資産額がゼロ、もしくはマイナスとなっている」とレポートの著者は述べている。 一方で、ベゾス、ゲイツ、バフェットらの
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。