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changeさん のコメント

近代国家建設を目指し多くの人たちが海外に視察に出かけ、閉鎖的農業国家と近代産業国家との差異をいやというほど認識したことでしょう。西欧国家は、圧倒的軍事力を背景にしてアジア各地で略奪的資源確保にまい進し、日本が大量に資源確保できる環境でなくなっていた。日本を西欧に伍していける近代的国家に変貌させていくためには、富国強兵策に傾いていったことは、当時の環境下に身を置いて考えれば是認できるところがある。現在での判断が違って当たり前(批判することは容易であるが)、当時は当時の条件下で判断すべきもので、現在においては当時の判断が否定されるのは当然のことなのでしょう。ただ、否定した場合、国家としての存立が確保できたかどうかはわからない。
No.5
81ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
徴兵令は、憲法も議員制度の前に成立 ハーバート・ノーマンは一九〇九年生まれ。カナダの外交官。 ・この徴兵令は多年にわたる封建制度にすぐ引き続いて出来たものだけに、影響が非常に大きく、ほとんど革命的と言っていい程の法律であった。封建制度の時代には、武器をたずさえる支配階級が厳重に規定され、制限されていたのに対して、農民を主とする、武器をもたない被圧迫階級は、いやしい階級であるとか、武器を持たせるほどに信頼できないとか考えられていた。実際の所、普通徴兵制を敷くことは余りにも革命的な考え方であったから、それを最も頑強に提唱した大村益次郎は,一八六九年、兵部大輔の時、憤慨した同藩の反動武士に暗殺された位である。  ・この関係の内には、封建支配階級のごく一部分が農民を非常事態に対処するため、兵員を吸い上げる貯水池として認めていく過程の不均衡かつ不完全な発展がみられる。 ・見逃して
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。