• このエントリーをはてなブックマークに追加

りゃんさん のコメント

「考察への問」(1)日本人のほとんどはトルストイが『戦争と平和』や『アンナ・カレーニナ』を書いたことを知っている。ではこの日露戦争に関する論評を知っているか。知らないのは単なる偶然か。

戦争と平和 や アンナ・カレーニナの題名を知っている人はいても、読んだ人はあまりいない。なにが書いてあるかを言える人もあまりいない。
幸徳秋水は知っていても、幸徳秋水らがこのトルストイ論文を批判したことは、たぶん孫崎さんも知らないのだろう。
知らないのは単に勉強不足だとわたしはおもうのだが、知るべきことはたくさんある。
知らなけりゃ、知ればいいだけのことなのだとおもう。
孫崎さんのような問いかけは、たんに自分のおもう答えを相手に答えさせたい誘導だろう。


(2)戦争が始まる前に於いても、知識人とみなされる人々が、「平和で勤勉な人々の間に憎悪の念を抱かせることに集中する」行動を起こす。戦争の悲惨さを知っているはずの人々が何故こうした行動に出るのであろうか。

金正恩(北朝鮮では知識人)に答えを聞いてみたい。
No.6
83ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
トルストイは一八二八年生まれ。一九〇四年発表  戦争はまたも起こってしまった。誰にも無用で無益な困難が再来し、偽り、欺きが横行し、そして人類の愚かさ、残忍さを露呈した。 東西を隔てた人々を見るといい。一方は一切の殺生を禁ずる仏教徒で、一方は世界中は兄弟であり、愛を大切にするキリスト教徒である。 ・貧困で、無知で、社会情勢に暗い日本の農夫が田畑から引き離され、仏教本義を教えられることはなく、偶像に犠牲を強いることを教えられている。一方ロシアのツーラ地方もしくはニジニ・ノブゴロド地方の貧困で無教育な人々がキリスト教の本義はただキリストを礼拝することにあると教えられた。これは普通の人にとってはわかりやすいことである。そして、これらの不幸な人々が数百年の間に受けた暴虐と欺瞞のために、人類、同胞同士の殺戮という世界最大の罪悪を徳行として認め、ついにこうした恐るべき大罪を犯してしまった。い
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。