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りゃんさん のコメント

チャが大使任命から外れた件は、しばらく前から韓国ですごく話題になっていて、孫崎さんはヒルをとりあげたから次はこの件かなと感じていた。

チャが外れた理由がいろいろ取りざたされているが(FTA問題もいう議論もある)、チャに昨年来文在寅政権が接触していなかったはずはなく、しかも(韓国への非公式の説明もなく)内定を突然撤回するという経緯は、ヒルの「韓国の進歩的政権は、米国との関係をうまく処理できることを大衆に示していかなければならない。文在寅はこれまでのところ、うまく立ち回っている。」という論が空疎なものであることを強く示唆する。

米国の国務省とペンタゴンとの間に、対立とわないまでも、軋みがあることは確実だとおもう。ただ、私見では、こういう軋みは、米軍の先制攻撃判断を鈍らせる方向にも働くとおもう。ペンタゴンがイケイケというわけでもないらしい。
https://www.nytimes.com/2018/02/01/us/politics/white-house-pentagon-north-korea.html


話は直接関係ないが、そろそろ孫崎さんは、シリア情勢をとりあげるころではなかろうか。最近のシリア情勢はアサドが化学兵器を用いるなどエスカレートしているが、ここにきて米国が介入の検討を始めている。
http://www.news24.jp/articles/2018/02/02/10384684.html
孫崎さんにすれば、米国非難の機会がやってきたというわけだ。わたしはもちろん米国の介入を支持する(もちろん手段、程度、期間、結果等々にもよるが)。
No.5
76ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
ビクター チャ( 1961 年生まれ)、は韓国系米国人。 2004 年 12 月ホワイトハウス入りし、国家安全保障会議 (NSC) アジア部長となり朝鮮半島や日本などを担当。 6 者協議ではヒル国務次官補のもとで米国次席代表を務めた。 2007 年 5 月 NSC 退任後はジョージタウン大学教授。  ビクター チャは米国学界における朝鮮半島に関する最も有力な専門家。 昨年10月の時点で、駐韓大使に内定し、韓国側に通報されていたが、これが取り消された。 チャ教授はこれまで、北朝鮮の核問題の解決策として「軍事的解決よりは外交的解決」を強調してきており、今回北朝鮮への軍事攻撃に反対の意向をホワイトハウスに伝え、これが 内定取り消しにつながったとみられている。  本件に関し、米軍準広報紙「星条旗新聞」が「駐韓米国大使をめぐる決定は北朝鮮への攻撃への新たな懸念を惹起( US ambassador decision
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。