ビクター チャ(1961年生まれ)、は韓国系米国人。200412月ホワイトハウス入りし、国家安全保障会議(NSC)アジア部長となり朝鮮半島や日本などを担当。6者協議ではヒル国務次官補のもとで米国次席代表を務めた。20075NSC退任後はジョージタウン大学教授。

 ビクター チャは米国学界における朝鮮半島に関する最も有力な専門家。

昨年10月の時点で、駐韓大使に内定し、韓国側に通報されていたが、これが取り消された。

チャ教授はこれまで、北朝鮮の核問題の解決策として「軍事的解決よりは外交的解決」を強調してきており、今回北朝鮮への軍事攻撃に反対の意向をホワイトハウスに伝え、これが内定取り消しにつながったとみられている。

 本件に関し、米軍準広報紙「星条旗新聞」が「駐韓米国大使をめぐる決定は北朝鮮への攻撃への新たな懸念を惹起(US ambassador decision