changeさん のコメント
このコメントは以下の記事についています
二〇一五年一〇月一一日、NHKで「堀文子『シリーズ、私の戦後 70 年・今、あの日々を思う』」が放映されました。
番組の序盤では「どんな雑草でも、自分の力で死ぬまで生きている。それを見ることが、今の私の刺激です。自然は誰の力も借りず、自分の出番を間違えずに、ちゃんと、咲きます」と、まさに彼女の絵から受ける印象と同じトーンで話されていました。
それが番組後半になるとトーンが変わりました。
(今の日本も、第二次大戦当時と同様に)非常に危険な状態にありますが、いまなら、国民が競って反対すればいいんだから。
日本が危険な瀬戸際にいるように見えます。国家権力に反抗するには、相当な勇気と智慧がいります。下手をすると牢獄に繋がれる。何をするか、わかりませんよ、国家が野心を持つと。
物事が崩れはじめると、ガラガラと崩れちゃいます。ですから、崩れる前に、騒がないといけない。日本、
一方野党の状況はどうか。路線争いが激しくて、昔の自民党の派閥争いを思い出す。昔は、自民党の中で路線というか、権力争いが行われてきたが、現在は、路線争いが表面化しない。思想信条的にはかなり幅があるが、権力を保持することの重要性が優先し、現実路線を歩んでいる。野党は権力もなく、どんなに良い考えを持っていても政権を取らなければ何も実行できないのに、思想信条がすべてであって、力を合わせていく雰囲気が醸成できない。
北の脅威、中国、ロシアの軍事力が強化され、米国の核体制が見直しされている現在、沖縄はじめ政権の軍事力体制強化の動きは国民的理解が進み、反対、反対の一点攻勢、国民の視点が違っているのに、視点の違いが分からない。わからなければ、国民が遊離していくだけです。野党は、ますます窮地に追い込まれていくのでしょう。
Post