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フレデイ タンさん のコメント

私の答えは下記の通りです。

問い1.日本列島に続々と大陸・半島から稲作民族が押し寄せ、それまで住んでいた原住民たるアイヌ人や南方から移住し住み着いていた古モンゴロイド人を征服、同化させて国家を成立させた。欧州諸国が小麦文化を構築した如く、日本は水田耕作文化一色になった。蛋白質は原住民が行っていた沿岸漁業を発展させ魚介類に頼った。大陸・半島の豚に依存するのと好対照である。大陸や半島は常に騎馬民族の凄惨な略奪に遭い、安全保障の確保に忙しく、日本みたいに温和な文化は生まれにくかった。騎馬民族は凄惨ではあったが、東西の文化の相互伝達の役割を果たした。

問い2.日本のガラパゴス的傾向は世界的に視ても稀である。強いて上げれば、イギリス。騎馬民族の略奪を逃れた両国にはともに古色蒼然たる王制が健在である。ローマのシーザーが幾度かイギリス征服を試みたが、ゲリラで退却を余儀なくされている。日本も蒙古襲来があったが、仮に駐屯できても早晩ゲリラで退却させられただろう。
3.イエス。遣隋使、遣唐使があったが、その後、大陸や半島に学ぶものが無くなったので、交流は途絶えた。
No.2
83ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
国土①他と隔絶 ―ライシャワー元駐日大使 ・日本の山並みは、地質学的に比較的若いこともあって、一様に切り立っている。 ・国土が多数の小さな地域単位に分かれていることは地方分離主義の発生を促しやすかった(省略)。現行の四十七都道府県を分かつ境界の実に十分の九までが、古代の山の尾根に従った境界線をなぞったものであることは注目していい。 ・日本は自然な形で分割されてきた。にもかかわらず日本人を特徴づけるのは、単一性と均質性であり、多様性ではない。すでに七世紀の初め、日本人は」自らを統一国家に住む単一の民族と考えていた。そして数世紀にわたる封建主義制度下の分封にもかかわらず、この理想はずっと生き続けてきた。日本ほどの大きさをもった人間集団で、これほど均質な存在は皆無に近い。 ・日本人をとりまく地理的環境のうち、もっとも決定的なのは、彼らがどちらかといえば他と隔絶している、という
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。