フレデイ タンさん のコメント
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●北朝鮮からの南北首脳会議の提案
韓国大統領府の報道官によると、北朝鮮の金正恩労働党委員長の妹で、高官級代表団の一員として韓国を訪問し文在寅大統領と会談した金与正氏は、金正恩氏の親書を渡した。金与正氏の肩書は党中央委員会第 1 副部長。金正恩氏は南北関係改善を望んでおり、「可能な限り早期」の首脳会談を望んでいると書かれていたという。こうした事実を韓国政府は 2 月 10 日に明らかにした。この提案に対する文大統領の基本姿勢は、「条件を整えて実現させよう」である。
●米国の対北朝鮮政策
「北朝鮮の南北首脳会談提案後の朝鮮半島情勢は、どのように展開するか」を考察する前に、極めて重要な国際政治の原則に言及しておきたい。
ある地域に A と B との国家が存在し、 AB 関係がどう発展するかという問いがあったとする。その際、 AB 双方の意図の分析のみ行って将来を読むと、しばしば間違いを行う。それを行う前
米国が北朝鮮を先制攻撃することは大いにあり得る。昨年、トランプが習近平との会議の日に合わせてシリアに地中海からミサイル50発程度発射し攻撃した。そしてそのことをトランプは誇らしげに話した。ヤクザの親玉みたいなトランプの狂気に習近平は唖然として10分間沈黙したという。あのヒトラーの狂気と同様のものを習近平は感じ取ったに違いない。
自民党系の殆どの連中はトランプの先制攻撃を期待しているかのように見える。日本のテレビの放送からも鬼退治を早くして欲しいみたいな臭いがプンプンする。しかし、中国とロシアと韓国は「先制攻撃を許さない」という立場だ。習近平とプーチンは米側のWAR MONGERに「先制攻撃は許さない」としっかり伝えて居る筈だ。それでも、トランプがやるなら、ハルマゲドンも辞さずとのシグナルを出している筈だ。韓国は大統領が政治生命を賭けて韓国軍の演習サボタージュを模索しよう。
核ミサイルによる戦争と言うものがハルマゲドンであることを米国は今年中に韓国、中国、ロシアから認識させられることだろう。そして、米国は晴れて暴力国家からの卒業を強いられるだろう。更に、イスラエルとの関係、サウジとの関係も併せて修正を余儀なくされ、名実ともに国連中心主義に戻り、世界が平和に向かって第一歩を進めることになろう。
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