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changeさん のコメント

あくまでもロシアの論評である。

基本的に押さえておかないといけないのは、イラクとイラン、サウジアラビアの関係ではないか。イラクのアバーディ首相、アアラジー内相がサウジアラビアを昨年7月に訪問している。イラクの民兵組織「サドル潮流」、「バドル組織」、「イラン革命防衛隊」が微妙にイラン、サウジアラビアの敵対関係を緩和方向に仕向けているという情報源もあり、好ましい方向とみるべきでしょう。イラン、サウジアラビアの関係が良い方向に向かえば、シリア情勢にも好影響を与えるかもしれない。
No.5
80ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
米国は2003年のイラク侵攻後、従来の流れと異なる二つを実施した。第一に指導部について、従来の支配層のスンニー派を廃して、シーア派と連携した事、さらにクルドの独立を容認してきた事であろう。 これ等は次の状況を生み出した。 イランはシーア派なので、イランと、イラク政権との間の連携の可能性、 さらにクルドの独立に対して、イラク、イラン、トルコが反対している。従って反クルドでこれら三国の間で連携が生まれる可能性がある。 こうした中のロシア紙・プラウダの報道。 プラウダ紙「ワシントンにおけるパニック。バグダッドがイランとの軍事同盟へ(Паника в Вашингтоне: Багдад создает военный альянс с Ираном ) ・2003年米国がイラク攻撃をした時には考えられない事であるが、今、バグダッドはイランとの軍事同盟国になろうとしている
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。