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フレデイ タンさん のコメント

佐川氏の国会ヒアリングを視ていてチャールス・ブロンソンが演じた「バラキ」を私はしきりに連想していた。

バラキは監獄から外に出るために司法取引してニューヨーク・マフィアの内部告発に踏み切ったが、ケネデイ暗殺後の司法環境の劇的変化とマフィアから出された暗殺命令があって目的達成できなかった不遇の男だった。佐川氏のプロセスはその真逆だ。国税庁長官という栄えある名誉をきっぱり放り投げ、「私一人が悪かった」と自首して、監獄に入るのを決意した。勿論、こういう世の中だから、彼なりの人生プランが局長人事をゲットした時から、彼の心中に確信的にあったに違いない。最悪でも、判決は執行猶予、悠々自適の生活は保証されている、とね。

この国の将来はこの籠池スキャンダルに伴う佐川氏の今後の処遇が役人たちの出世のお手本となり、行政全般がマフィア化するということに間違いなくなるだろう。であるから、立憲民主党と日本共産党はシカゴマフィアを駆逐した殊勲のエリオット・ネスに見習って日本の行政司法マフィアと断固闘って欲しい。朝日も懲りずに更なる内部告発収拾に努め、物的証拠等々の発掘に精を出してほしいものだ。
No.2
80ヶ月前
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孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。