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りゃんさん のコメント

年内的には落とし所がみつかり、その限りでは、たいしたことにはならないとおもう。

数年以上にわたっては、孫崎さんが中国の強みとしてあげている独裁をはじめとした社会構造が問題にされはじめるだろう(前回引用した野口悠紀雄の視点ともかさなる)。

とはいえ米国は、ロシアと中国を同時には相手にできないので、本気で中国とやりあうなら、ロシアとどこかで手打ちしなければならないことになる。しかしロシアとやりあうのは、まだまだこれからという感じなので、結論的には、いったん中国とのあいだで落とし所がみつかってから、しばらくは小康状態となるのではないか。
No.9
80ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
A -1 : 事実関係1: WSJ: 「米中、全面貿易戦争は避けられないのか」 いよいよ始まりだ。ドナルド・トランプ米政権は 500 億ドル(約 5 兆円)相当の中国製品に対する関税措置として、テレビからグレネードランチャー(てき弾発射器)に至る詳細な対象リストを発表した。中国もそれに応じる形で、大豆や航空機など米国の主要輸出品に 500 億ドル相当の追加関税を課す予定だ。 A-2: 事実関係2 日本経済新聞:「米産業界、中国との貿易摩擦に懸念 「成長市場失う」」   ・米国と中国の貿易摩擦を巡り、米国内から懸念や反発の声。 中国が関税引き上げを準備する対象の業界が不満。+中国という成長市場で米製品が競争力を失うほか、中国製品の輸入減が米国での投資コストの増加につながるとの不安。 ・神経をとがらせているのが、米国の穀物業界。大豆は米国から中国への輸出額の約1割。 ・牛肉は 13 年にお
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。