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フレデイ タンさん のコメント

米国は戦争(火器による)となると偽旗作戦はもとより嘘も方便とばかり事実を捻じ曲げて主力メデイアを通じて世界中にまき散らし「勝てば官軍」とばかりに乱暴狼藉(対シリアが好例)を働くので、何とかそれを抑えることが世界の民の喫緊の責務だと私は常日頃考えています。でありますから、中国やロシアや北朝鮮等が米国に対して毅然として物申し、行動する姿を私は頼もしく思っております。

それはそれとして、今回の騒動なんですが、いくら傲慢な米国であっても相手が中国となれば、シリアに手を掛けるみたいには行きませんね。米国が中国に貿易戦争を仕掛けたのは貿易戦争だと勝てるかも知れないと計算したからでしょう。でも、考えても見て下さい。太平天国の乱以降、列強の内戦干渉、侵略は夥しい数、中国に対して展開され、とりわけ、日中戦争は凄惨を極め、10年以上掛けてやっと中国人は日本を駆逐したんです。そんな国と国民ですから、日本の魂胆と本質的に同一の米国が改めて繰り出す貿易戦争が何を意味するか中国と中国民には分かっている筈なんです。中国人はとことんやる覚悟ではないでしょうか。

自民党系の日本人には「悪でも良い。強くあって欲しい」と無条件に米国の勝利を期待したいところでしょうが、私の目には米国が空中分解し始めたと見えています。
No.2
80ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
A-1事実関係 NYT「「米国 ) 農民の怒りは共和党候補を打撃( Farmers’ Anger at Trump Tariffs Puts Republican Candidates in a Bind ) ・トランプは力を出しつつある中国に対して強硬に出るという選挙期間中の約束を実施する方向に動くにつれ、彼は彼の支持基盤の農民、農業関係者の反乱に会う可能性がある。 ・トランプの動きは、共和党が中間選挙で上院、下院の優勢を維持するという戦いで苦労している中、経済に不確実性を与えている。 ・下院の支配をめぐる戦いでイリノイ南部、アイオワ、アーカンソー、ミズーリー等の農村部分は重要である。共和党にとって上院の支配は、北ダコダ、インディアナ、ミズーリ、モンダナで民主党の議席の排除によるが、これらは貿易戦争の成り行きを注視している。 ・中国との貿易戦争は、養豚、大豆、トウモロコシ生産者など、農村地域の経
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。