のぶたろうさん のコメント
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1:文在寅大統領と金正恩朝鮮労働党委員長は、 2018 年 4 月 27 日、板門店平和の家で南北首脳会談を行い、「板門店宣言」を行った。
主たる内容は次のとおりである。
・完全な非核化を通じ、核のない朝鮮半島を実現する共通目標を確認
・年内に朝鮮戦争の終戦を宣言し、休戦協定を平和協定に転換
・米中を交えた多国間の枠組みで、平和体制構築に向けて協議
・北朝鮮の開城に南北共同連絡事務所を開設
・文在寅大統領が今秋、平壌を訪問
(全文は末尾に掲載)
2:本来、朝鮮半島情勢は、南北朝鮮で流れを確定されるべきであり、「両首脳は冷戦の産物である長い間の分断と対決を一日も早く終息させ、民族の和解と平和繁栄の新たな時代を果敢に開いていき、南北関係をより積極的に改善し発展させていかなければならないという確固たる意志を込め」行った板門店宣言は重要な意義を持つべきである
今回の南北首脳会談で安倍首相が文在寅大統領に懇願した「拉致問題」への言及がどうなったか不明で、今後の米朝首脳会談に委ねねばならないが、平壌政権は「安倍政権には一切関わるな」と指示しているらしい(http://a.msn.com/01/ja-jp/AAwpsJv?ocid=st …)。平昌冬季五輪の開会式(2月9日)に出席した安倍首相は、北朝鮮代表団の金永南・最高人民会議常任委員長との立ち話で、「平壌宣言と(拉致被害者らの再調査を約束した)日朝ストックホルム合意に立ち戻ろう」と呼び掛けたのに対し、金議長は「謝罪と賠償が先」と取り合わなかったという。
今後文在寅政権の主導の下朝鮮戦争終結を巡って南北朝鮮、米中との交渉が活発化するとしても、北朝鮮の孤立化を狙った安倍政権の圧力政策は、彼自身の最重要課題である「拉致問題」解決とは本来矛盾し、日本の更なる孤立化浮き彫りになる。大胆な発想の転換が必要かもしれない。
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