• このエントリーをはてなブックマークに追加

oldjapさん のコメント

ほとんどの戦争は、国民が国の名誉などという、空想に取りつかれる(時のリーダーのアジテーションや、ジャーナリズムのラッパの音によって)から起きるのである。国民は尖閣諸島や北方四島の領有が、国民にとってどのような経済的なメリットをもたらすかなどという、損得勘定については全く無知である。にも拘わらず、国土防衛という無意味な概念で、人命、資源を空費することに賛同する。それが国民全体にとって悪いとすれば、その責任はそういうリーダーや報道機関、さらにはそれに載せられる国民にある。それはそのようなリーダーを選び、報道機関に金を払う国民の自業自得でもあるから、あながち悪いとは言い切れないだろう。
No.9
79ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
私達は、朝日新聞はリベラルの代表紙というイメージを持つ。  社会部系報道では、リベラル志向、ないし政権批判が色濃く出る時がある。  しかし、政治報道は異なる。リベラル志向、政権擁護がほぼ半々のスタイルが基本、しかしやや政権擁護が中心と言えよう。  今、安倍政権にとって、改憲は最重要案件である。この中、5月3日の憲法記念日に如何なる報道するかを、私は注目していた。  驚きの報道だった。  見出しは「改憲、国家の物語を」「高揚する若者 首相と共鳴」である。(14版) ******************************* 「70年以上変えることのできなかった憲法を、ついに変えるときがきた――。そんな高揚感とともに語られる改憲論議。これから新しい国家の「物語」が始まるような感覚とつながっているように見える。その正体は何なのだろうか。  1日、東京・永田
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。