りゃんさん のコメント
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A-1 :イスラエル建国70年に合わせ 4万人が抗議デモ(毎日新聞)
米国は14日、イスラエルの建国70年に合わせて在イスラエル大使館を商都テルアビブからエルサレムに移転。東エルサレムを将来の独立国家の首都と想定するパレスチナは猛反発、パレスチナ自治区ガザでは14日、4万人が抗議デモに参加。ガザの保健当局によると、イスラエル軍との衝突で、少なくともパレスチナ人52人が死亡し、2000人以上が負傷。1日の犠牲者としては、イスラエル軍がイスラム組織ハマスに大規模攻撃した2014年以降で最悪規模。
米大使館移転はトランプ米大統領が昨年12月にエルサレムをイスラエルの首都と「認定」したことに続き、歴代の米政権が維持してきた中東政策を大きく転換。
一方、パレスチナにとっては、15日はイスラエル建国により、パレスチナ人70万人が住み慣れた土地を追われ難民となった「ナクバ(大惨事
そこには日本人が住んでいたのですが、事実上追い出された形で、今になっても帰還は許されていません。
墓参すら簡単ではありません。
これもまた、規模は小さいですが、「ナクバ」といえましょう。日本のもと島民たちが、
無理に北方領土に上陸しようとしたら、ロシアはその島民たちを射殺する可能性は高いと思います。
イスラエルは周辺国と戦争し、その結果現在の領土を得ています。ロシアの主張にならえば、
「パレスチナは戦争の結果、イスラエルの領土になった」
といえないことはありません。
孫崎さんは、「北方領土は戦争の結果、ロシアの領土になった」というような露骨な言い方はしませんが、
彼の北方領土論は、簡単に要約すれば、戦争処理の手続き過程で日本は北方領土を失ったというものです。
しかし敗戦国日本には、戦勝国の要求する手続き以外の選択は事実上なかったのですから、やはり、
孫崎さんの主張の本質は、「北方領土は戦争の結果、ロシアの領土になった」ということになるでしょう。
戦争は、どうしても意見が対立してまとまらないとき、それを解決するための手段です、いい悪いを離れて、
そういう国際法的意味があります。
さて、「パレスチナは戦争の結果、イスラエルの領土になった」という主張に、孫崎さんはどう答えるでしょうか。
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