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フレデイ タンさん のコメント

米国が提供すると言う「体制保証」という保証状は奇怪極まりない。肉食の狼がヤマアラシに向かって「針毛を全部剃ってしまえば、食ったりしませんよ」と言ってるのと同じで誰が狼の米国が山嵐の朝鮮を食って殺さないことを信じますか。

狼が牙を4本抜けば話は成立するかも知れないが、この狼は牙を抜くこと無く話しを進めようとしている。そんなものに誰がひっかりますか。金正恩はそんなアホじゃない。米国の狼性をよーく承知している。米国が「ならずもの国家」だということもじゅうじゅう分かっている。では、何故に彼が米国のトランプとシンガポールで儀式をしたか?

朝鮮の金正恩はお爺ちゃんからの遺言である主体思想をかなぐり捨てたと私は観ています。そして、彼は中国、ロシア、韓国と友好関係を結ぶことを決意した。朝鮮半島の非核化は本物だと思う。しかし、それは米国の方式では無い。ロシアや中国のバージョンに従う非核化のロードマップだろう。韓国もそれに従うだろう。米国の戦争屋と日本の安倍政権はそれに不満を呈するだろうが、両者が朝鮮を食い殺す牙を保有している限り、米朝の協議は続くだろうが、完全な合意は成立しない。

金正恩がシンガポールまで出かけて行ったのは、米国と日本が4本の牙を持った奇怪な国であることを如実に示すためであると言えよう。傲慢極まりない「体制保証という保証状」を出そうとする米国の滑稽さが今後世界の人々の目にくっきりと浮かび上がってこよう。
No.5
78ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
A: 事実関係トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩委員長が 12 日にシンガポールで署名した共同声明の全文。  ドナルド・トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩国務委員長は 2018 年6月 12 日、初めての歴史的な首脳会談をシンガポールで行った。  トランプ大統領と金委員長は、新たな米朝関係の確立と、朝鮮半島における持続的で強固な平和体制の構築に関連する諸問題について、包括的で詳細、かつ誠実な意見交換をした。トランプ大統領は北朝鮮に安全の保証を与えることを約束し、金委員長は朝鮮半島の完全非核化への確固で揺るぎのない約束を再確認した。  新たな米朝関係の確立が、朝鮮半島と世界の平和と繁栄に寄与すると確信し、相互の信頼醸成によって朝鮮半島の非核化を促進できることを認識し、トランプ大統領と金委員長は次のことを言明する。  1 米国と北朝鮮は、両国民が平和と繁栄を切望していることに応じ、新たな米朝
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。