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フレデイ タンさん のコメント

こういう記事に接しますと「米国も落ちぶれたな!」という実感が迫ってくるから不思議だ。

米国の支配層は中南米を植民地化し、更に飛躍し、世界をウオール街の資本の原理で管理することに血道をあげて来た。その過程でチリではアジェンデ政権を残虐極まりない手口で転覆させ、ブラジルを骨抜きにし、アルゼンチンなんかはその工作に遭い日本と同様の政治不能国になって久しい。米国支配層の意向の行き着く先は米国を中心とする栄えある国境なき世界だった筈だ。

米国の隣の国のメキシコ人が米国に入国したがるのはメキシコの国が米国の工作に遭ってデザスターに陥っているからだ。デザスターの国から米国という大衆困窮デザスター国に入国したがるのだから国境の両サイドは無間地獄と言えよう。

米国が今後取り組むべきはチリのアジェンデが目指したものを認め、大衆経済の自決を南米諸国が選ぶ権利を許すことではないだろうか。つまり、パックスアメリカーナという夢は儚く終わってい居るということを米国はこの際はっきりと認識し反省することではないだろうか。
No.1
77ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
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孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。