りゃんさん のコメント
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短絡的で乱暴な措置に驚き、あきれる。憲法が定める「集会の自由」や「表現の自由」を侵害するおそれが大きい。
東京都新宿区が、街頭デモの出発地として使用を認める区立公園を、これまでの4カ所から1カ所に限ることを決めた。区役所内部だけの検討で「学校や商店街に近接していない」という条件を追加することにして、区議会に事後報告した。
同区内で行われたデモは昨年度77件あった。うち60件は、今後は使えなくなる三つの公園から出発している。デモがしにくくなるのは明らかだ。
吉住健一区長は当初、朝日新聞の取材に、ヘイトスピーチ対策に重点を置いた説明をしていた。だが担当部長による議会への報告では、住民の生活環境を守ることが理由とされ、デモ全般の制限を意図したものであることが明確になった。
77件のうち区がヘイト行為を確認したのは13件で、それ以外は労働、平和、反核などテーマはさまざま
共産党区議が「ヘイトを規制する条例などを検討」せよと言ってるそうですが、デモの事前に行政がデモの内容を審査してデモを禁止するのは、「検閲」とよぶべき行為ですね。こういうことを平然という政党だから、共産党に政権を担わせてはならないわけです。
https://mainichi.jp/articles/20180628/ddl/k13/010/002000c
新宿区が今回打ち出したのは、「内容中立規制」とよばれる規制のありかたで、行政がデモの事前規制としてできるのは、これが限度です。
上記の毎日新聞記事では、ヘイトスピーチ「と推測される」のはデモ全体の一割に過ぎないそうです。これはたぶん、主催者や団体の名前だけからヘイトスピーチと「推測」しているのだとおもいますが、わたしなどが見る限り、サヨクの側のデモも、(日本や日本人にたいする)ヘイトスピーチだなあと感じるデモは非常にたくさんあります。
今回のできごとは、そのサヨクが、自分たちの気に入らない一割を完全に黙らせようとして画策したあげく、墓穴を掘ったのではないかと想像しています。そうだとすれば、アタマの悪いサヨクらしい顛末だったのではないでしょうか。
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