短絡的で乱暴な措置に驚き、あきれる。憲法が定める「集会の自由」や「表現の自由」を侵害するおそれが大きい。
東京都新宿区が、街頭デモの出発地として使用を認める区立公園を、これまでの4カ所から1カ所に限ることを決めた。区役所内部だけの検討で「学校や商店街に近接していない」という条件を追加することにして、区議会に事後報告した。
同区内で行われたデモは昨年度77件あった。うち60件は、今後は使えなくなる三つの公園から出発している。デモがしにくくなるのは明らかだ。
吉住健一区長は当初、朝日新聞の取材に、ヘイトスピーチ対策に重点を置いた説明をしていた。だが担当部長による議会への報告では、住民の生活環境を守ることが理由とされ、デモ全般の制限を意図したものであることが明確になった。
77件のうち区がヘイト行為を確認したのは13件で、それ以外は労働、平和、反核などテーマはさまざま
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異なるものを排除する論理は、学校で長く続いていて、やめるやめさせる行動が、リベラルといわれる人たちからも湧きあがらない。皆が皆、見て見ぬふりをして、いざ、いじめが殺人などとなると大騒ぎするが、一時の混乱が終わると、すぐ忘れてしまう。この繰り返しが、何十年も続いている。異質なものを排除する論理が健在であるということでもある。
異質なものを認めない社会を、学校内では認めているのであるから、新宿区が認めないからといって、何ら不思議なことではない。新宿区民は、学校で、いじめにあわないように、皆と同じ行動をとってきた結果、社会にでても異質な行動を制限しようとしているに過ぎない。学校でのいじめに敢然として取り組まないリベラルに大きな責任があるのではないか。
>>1
「学校でのいじめに毅然として取り組まないリベラルに大きな責任がある」旨の発言をしてますが、違うと思います。保守派と言われる人々こそ、この問題に大きな責任があると思います。理由は言うまでもありません、メディアでは保守派を任ずる人々の差別を助長する言論が溢れかえっています。リベラルは真摯にこの問題に取り組んでると思います、それを妨害しているのが無責任な保守論客ではないでしょうか。もっとも保守だリベラルだ等という次元で非難合戦をするような問題ではないですが。
>>2
当然の反論です。ではどうするか。新宿区民の要求で新宿区役所が動いていることをやめさせるにはどうするかが問われています。
保守といわれる人に、問題がありますが、保守が悪いといって解決することではありません。一方、リベラルは真摯に取り組んでいるというが、教職員の持ち上がりの教育委員会(すべてということではない)と教職員が「イジメ」に対して効果的な方策を示しているかといえば、「イジメ」が続いている現在、肯定できるものでもないでしょう。真しに取り組んでも、改善しなければ、真しに取り組んでいるとは言えないとみるのが、普通の見方でしょう。
子供が「イジメ」にあったとき、先生はどのような行動をとったか。生活が懸かっているが、問題が大きくなればやめなければならないと、泣き落とし戦術で来た。残念ながら、子供のことより、自分のことが優先するのです。
>>2
言っても無駄。
このひとにとって、当然、政府自民党が真っ先に批判され
責任が追及されるべき事柄を、なんと野党の責任にする
ことは習性です。
今度はいじめがリベラル勢力のせいときた。
ほとんどビョーキですね。
> そうしたとり組みを避けて一律規制に走るのは、安易な発想というほかなく、
新宿区の「単独犯」と見せかけ、どうせ元を辿ればアベ一味の差し金だろう。
先だっては「小学校で渾名禁止、さん付け呼称徹底」とのニュース記事を見かけゾッとした。
支配層にとって人間の国民は不要で、全てロボット、AIに置き換えたいということだ。
区は「ヘイト対策は警察から情報をもらい慎重に対応しているが、ヘイトの可能性がある団体だからといって、申請時点で思想により使用許可しないのはできない状況だ」と言ってるそうですが、表現の自由についての今までの日本のあゆみを見る限り、まさしくそのとおりで正しい対応です。
共産党区議が「ヘイトを規制する条例などを検討」せよと言ってるそうですが、デモの事前に行政がデモの内容を審査してデモを禁止するのは、「検閲」とよぶべき行為ですね。こういうことを平然という政党だから、共産党に政権を担わせてはならないわけです。
https://mainichi.jp/articles/20180628/ddl/k13/010/002000c
新宿区が今回打ち出したのは、「内容中立規制」とよばれる規制のありかたで、行政がデモの事前規制としてできるのは、これが限度です。
上記の毎日新聞記事では、ヘイトスピーチ「と推測される」のはデモ全体の一割に過ぎないそうです。これはたぶん、主催者や団体の名前だけからヘイトスピーチと「推測」しているのだとおもいますが、わたしなどが見る限り、サヨクの側のデモも、(日本や日本人にたいする)ヘイトスピーチだなあと感じるデモは非常にたくさんあります。
今回のできごとは、そのサヨクが、自分たちの気に入らない一割を完全に黙らせようとして画策したあげく、墓穴を掘ったのではないかと想像しています。そうだとすれば、アタマの悪いサヨクらしい顛末だったのではないでしょうか。
書かずもがなですが、内容中立規制は、内容規制(ヘイトスピーチ規制もこれにはいる)よりも、
「集会の自由」や「表現の自由」を侵害するおそれが小さい
のですね。しかしたとえばこの朝日新聞の社説によれば、
https://www.asahi.com/articles/DA3S13563399.html
短絡的で乱暴な措置
憲法が定める「集会の自由」や「表現の自由」を侵害するおそれが大きい
ということになります。このへんは、憲法学の基本のところなので、社説を書いているひとが知らないわけはないのですが、「短絡的で乱暴な措置」と驚いて見せたうえで、「丁寧な議論を経て、しかるべき手続きを踏」んでヘイト対策(=憲法が定める「集会の自由」や「表現の自由」を侵害するおそれが大きい措置)をせよと誘導している。
まあ、こんなのに誘導される若い世代はいないのですが(朝日新聞のそれも社説なんかそもそも読まないから)、どういう人が誘導されるかを観察するのもまた楽しみです。一種のバカ発見器ですから。
新宿区も忖度してMR.ABEに褒められたいのでしょう。いや、そうじゃない。何か見返りがある筈だ。バックは小池じゃないのか。希望の墜落であせっているのじゃないかな。自民党系は嫌らしいよね。最近とみに。
現在のリベラルの堕落というか、時代遅れというか、馬鹿さ加減が分かる事件があった。
JR東でストを設定しようとしたら、組合員の3分の2が脱退してしまった。教職員はリベラルとしては堕落してしまっているが、リベラルの中核JR東が組合員の意識の変化についていけないようだ。わたしがなんども言っているように、いい悪いでなく、自己メリットでしか判断しない若者が社会の中心で活躍しているのです。リベラルの救いようのない姿に、真正面に向き合うリベラルがどんどん欠けているということでしょう。