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changeさん のコメント

青空文庫を開き、一読した。

明治維新における勝海舟と榎本武揚の所業を批判的に取り上げている。国を立するには、主君と生死を共にする徳川幕府の三河武士の武骨な忠誠心を理想としている。無私なる滅私奉公は、国の盛衰とともにあり、国滅し、多くの人材が死亡し、また、苦難の道に落ち込んでいるのに、たとえ自分が求めたものでなくとも、自分だけ違う体制の中で要職を務めていく姿は、醜い姿をさらしているといっておられる。

主君に仕えるものの「道」であるが、現代的には、ほとんど通じないというより、いっていることが分からない人が多いのではないか。
No.1
78ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
地球面の人類、その数億のみならず、山海天然の境界に隔てられて、各処に群を成し各処に相分るるは止むを得ずといえども、各処におのおの衣食の富源あれば、これによりて生活を遂ぐべし。 また或は各地の固有に有余不足あらんには互にこれを交易するも可かなり。 すなわち天与の恩恵にして、耕やして食い、製造して用い、交易して便利を達す。人生の所望この外にあるべからず。 なんぞ必ずしも区々たる人為の国を分ちて 人為の境界を定むることをもちいんや。 いわんや その国を分ちて隣国と境界を争うにおいてをや。 いわんや 隣の不幸を顧りみずして自ずから利せんとするにおいてをや。 いわんや その国に一個の首領を立て、これを君として仰ぎこれを主としてつかえ、その君主のために衆人の生命財産を空しうするがごときにおいてをや。 いわんや 一国中になお幾多の小区域を分ち、毎区の人民おのおの一個の長者を戴きてこれに服従するのみか、つ
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。