• このエントリーをはてなブックマークに追加

changeさん のコメント

実に奥深い理論である。現在の核保有国は、各行使を目的にしているのでなく、核保有によって、国の安心安全を確保している。外交的経済的相互関係のバックボーンという考え方ができる。

世界から核が放棄、排除されない限り、国家の安全安心として、核保有するほうが国家の安心安全が確保できるということでもある。国家が大きいとか小さいが問題でなく、核保有が一番大切な問題として、クローズアップできる。日本も核保有すべきという考え方が出てきてもおかしくない。

中国は、金正恩体制を継続する限り、中国の体制内国家という見方を取らず、お話のようにバッファーとしての機能を望んでおり、米国が政権転覆を目指さない限り、北朝鮮は米中の中立的国家の立場を確保できる。

従って、北の核放棄はなく、核保有国として、米中に影響を受けない国家として機能すれば、北朝鮮の国家的繁栄は、相当程度期待でいる。問題は、日本は日本として北朝鮮と外交的関係を樹立する必要があり、これからの問題として浮上するのでしょう。拉致問題以前に平和条約に移行することが大切なのでしょう。拉致は平和条約締結の後であること、発想の切り替えが必要です。
No.1
78ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
北朝鮮の核兵器完全廃絶はあるか。 私はないと思う。 北朝鮮が何故核兵器の開発をしてきたか。最大の理由は、米国が攻撃すれば、韓国などに報復攻撃する力を持つ、その被害が大きければ、米国も簡単に攻撃出来ないであろうというものである。 従って、米国が真に北朝鮮の核兵器廃絶を望むなら、米国が「体制、指導者を軍事行動で抹消しない」という約束をすることである。その手段は①朝鮮戦争の休戦協定を平和条約にする、そこでは相互不可侵を述べる等の手段がある。 近い将来米側がかかる約束に踏み切る事はない。 そうすれば、北朝鮮が完全は核廃絶の約束をすることもない。 その時米国はどうするか。 と、北朝鮮への攻撃を行わないとの米側約束とは対。現時点米側が後者を提示することはない。その時どうなるか。 :今後の交渉の見通し (1)トランプ主導の場合  再度、チャールズ・コッホ研究所
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。