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changeさん のコメント

自分よりみじめな境遇にある人に、「知ってすり寄る」と、「ただ吸い込まれるようにすり寄る」との違いであるが、全く異なった慈愛である。

大雨被害に対して、「知ってすり寄る人」と、「ただ被災者にすり寄っている人」。皆さまざまである。でもこの暑さ、体には気を付けてほしいものです。

過日のご投稿です、福沢諭吉が、勝海舟の行動に対して、「無功徳」性が徹底していないといっていた。言葉を変えていえば、「ただなる行動」であっても、「無功徳」の「功徳」が脚光を浴びすぎている点すなわち時流に流される点を指摘していたことを思い出す。
No.1
78ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
明治期に来日した米国の動物学者、エドワード・モースに、日本人の少女ふたりを連れて東京の夜店を散策したときの回想がある。   少女は日本で雇い入れた料理人の子供とその友だちで、 10 歳くらいである。十銭ずつ小遣いを与え、何に使うのだろうと興味をもって眺めていた。 ふたりは、道端に座って三味線を弾いている物乞いの女に歩み寄ると、地べたのザルにおのおの一銭を置いた。みずからも貧しい身なりをした少女たちの振る舞いを、モースは「日本その日その日」(東洋文庫)に書き留めている。(中略)   江戸の風儀を残す明治の初め、少女たちが施した一銭にも、不運にして日の当たらぬ者に寄せた慈しみのまなざしが感じられる。勝敗は運ではない、個人の才能よ--と驕れる当節の自称「勝ち組」には、無縁のまなざしであろう。 金力の信奉者であることを隠さず、人生「勝ち組」を自任してきた若手企業家が、汚い金稼ぎを指揮し
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。