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なしさん のコメント

そのむかし、法学部出身の友人と飲んでいた時、

近代刑法はなんのために整備されたか、
そう問われたことがある。

彼はわたしのいくつかの答えを退けたのちに言った。

答えは被疑者、被告を保護するため。
(善良な)市民たちの強い攻撃性から。

民衆というものは「悪い奴」に厳罰を科すのが大好き。
その罰が不当なほどの厳しいものであっても一向に
構わないと考える性質がある。

米国では司法の未発達の時代が長く続き、リンチが
横行した。
その刑罰は常に死刑。
窃盗犯ですらも。

今の死刑廃止国は、ほとんどが先進的な思想を持つ
指導者のトップダウンで決まりました。
No.1
76ヶ月前
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A -1 ; 事実関係 【ローマ共同】ローマ法王フランシスコは 2 日、ローマ・カトリック教会が今後、死刑制度に全面的に反対する方針を明らかにした。教会はこれまで、ごくまれに死刑が容認されるケースがあるとしていたが、一切認めない立場に変更した。ローマ法王庁(バチカン)が発表した。  法王は極めて深刻な犯罪を行った者にも人間の尊厳はあるとして「死刑は人間の尊厳への攻撃だ」と指摘した。教会は世界から死刑制度が廃絶されるよう働きかけていくとも表明した。  法王はこれまでも死刑反対の立場を取っており、米連邦議会での演説で死刑制度の廃止を訴えたこともある A-2 ワシントン・ポスト「死刑で、ローマ法王は米国の信徒と異なる( On death penalty, popediverges from his U.S. flock )( ・ローマ法王の「全てのケースにおいて死刑に反対」は米国を含め
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。