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フレデイ タンさん のコメント

トランプは大統領選中の発言で親露、嫌中の感情を隠していなかった。これは娘婿が親しくするキッシンジャーの意向に沿っている。このキッシンジャーは若い時毛沢東とニクソンの会談をセットした。その結果、ソ連の崩壊に至った。外交的にはキッシンジャーの大勝利だった。キッシンジャーはもう老いぼれだが、ことユーラシア絡みでは今も健脚だ。最近では、プーチン/トランプ階段をセットした。恐らくこの老人は若い時の逆バージョンを採用し一党独裁の中国を崩したいのだろう。

トランプが火力でなく経済で中国を攻める。トランプの言うことを聞かない中国はトランプにとっては敵。ロシアと中国の緊密な友好関係にくさびを打ち込む。その為の貿易戦争なんだろうね。この処断に米国のデイープステイトが異論をさしはさむ余地は無い筈。この読みでトランプ一統は勇み切っている。

しかし、プーチンも習近平も歴史を知っている手練れの政治家だから、キッシンジャーやトランプの浅はかな戦略に引っかかることは無いだろう。二人ともお互いの民族文化の尊重で固く一致しているのだ。換言すれば、米国、その他米国に服属する諸国家に見受けられる「お金による民族の奴隷化」にノーを突き付けている点で完全一致に達している。

トランプと習近平は米ドルと中国人民元の威信をかけてとことん戦って貰いたい。血みどろの戦いをアウフヘーベンする形で公正で且つ新しい貿易金融の國際ルールを作ってもらいたいものだ。くどいが英国が中国に仕掛けた阿片戦争みたいなことを米国はしかけないことだ。もししかけたら、米国は負けるよ。米国が負けたら、債権者としての日本も困るのだ。
No.2
75ヶ月前
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A-1  事実関係1:米、対中関税第2弾を 23 日発動へ 化学品など 279 品目(日経) 米通商代表部(USTR)は7日、中国の知的財産侵害に対する制裁関税の第2弾を 23 日に発動すると発表した。半導体や化学品など中国からの輸入品 160 億ドル(約1兆8千億円)、 279 品目に 25 %の関税を上乗せする。中国は既に報復する構えをみせている。米中の貿易戦争が激しくなり、実体経済への影響も広がりそうだ。  トランプ大統領は制裁措置を表明した3月当初から知財侵害による年間被害額とみる 500 億ドル分に制裁関税を課す方針を示してきた。7月6日に課した第1弾と合わせて 500 億ドル分に予定通り関税を上乗せすることで、中国からの輸入品全体の1割に関税をかけることになり、米政権の強硬姿勢は鮮明になる。  USTRが今回発表したのは第2弾の最終品目リスト。中国が重視する集積回路などの半導体関連や電子部品、プ
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。