changeさん のコメント
このコメントは以下の記事についています
1 A: 事実関係
ロシアのプーチン大統領は12日、ウラジオストクで開催中の東方経済フォーラムの全体会合で、日本との平和条約を今年末までに締結するよう安倍晋三首相に提案した。プーチン氏は前提条件をつけずに平和条約を締結した後、「すべての問題の議論を続ける」とし、領土交渉などを後にする考えを示唆した。
プーチン氏は提案に先立ち、平和条約締結後に歯舞、色丹の2島の引き渡しを明記した日ソ共同宣言(1956年)に言及した。
プーチン氏は全体会合に出席していた安倍首相ら聴衆を前に、「年末までに前提条件なしで平和条約を結ぼう」と呼びかけた。
日本政府はこれまで、四島の帰属問題の解決後に平和条約を締結するとの立場でロシアと交渉している。
B: 評価
・日ソ間の戦争状態は19日署名された日ソ共同宣言で、実質上の「平和条約が締結されている。
例えば次の条項がある。
1
何回も、プーチン大統領は領土問題に触れているが、基本的姿勢は全くぶれていない。
一つの事例、2017.6.16産経の記事を下記する。
テレビ番組「プーチンの直接回線」に出演後、記者団の質問に対し、北方領土問題に触れ、日米安保条約が解決の障害になるとの見解を繰り返した。他の会見では、北方領土に米軍が展開する懸念と米国が交渉に入らなければ解決しないと明確に言っている。
日本の外務省は、どのような情報によって動いているのであろうか。安倍首相にとって都合の悪い情報はすべてカットし、都合の良い情報だけを流しているか、安倍首相が手前勝手の愚かな首相を演じているか、二つの見方しかできない。
ロシアとの外交交渉は、ロシアに対して大変失礼な交渉である。経済協力を餌にして、わかっていながら、北方領土交渉する日本に対し、プーチン大統領の描く具体的経済協力交渉が進まなければ、ロシアの経済団体にも顔向けできないでしょう。安倍首相と外務省が、プーチン大統領の顔に泥を塗りまくっているといえる。
Post