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りゃんさん のコメント

孫崎さんの議論については、わたしは、今まで議論のロジックに反論したり、そもそも国際的な約束は常に守られるべきなのかという視点で問題提起したりしましたが、
今回は、孫崎さんの対米従属について問題提起します。
孫崎さんは、ヤルタ=ポツダム=サンフランシスコ条約体制を、解釈の可能性にも挑戦せず、がちがちに守ろうと考えているようですが、
米国からみれば、ヤルタ=ポツダム=サンフランシスコ条約体制の同根から日本国憲法、日米安保条約や沖縄の基地が出ていることにも注意すべきです。
北方領土問題について「米国と」交渉する気概なくして、日米安保条約問題や沖縄の基地問題なんかが解決できるのでしょうか。
孫崎さん個人というよりも、日本の外務官僚が総体としては米国従属であり、孫崎さんみたいなのは、せいぜいコップの中の嵐なのでしょう。
No.12
74ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
1;ヤルタ会議 米国は日本本土を攻撃する時期に来たが、日本を滅ぼすにしても、自軍の戦死者を最小にしたい、関東軍が日本本土に帰ることになると、戦死者の出る可能性は高まるので、ソ連軍が関東軍を攻める展開にしたい。それでルーズベルト大統領はスターリンに参戦を要請すると同時に、千島列島をソ連が取るのを承認する旨述べる。 戦争中ルーズベルト大統領が死亡し、トルーマンが後を継ぎますが、トルーマンは1945年8月書簡でソ連が千島をとるのを承認する。 2:(1)「ポツダム宣言で「日本の主権は本州、北海道、九州、四国及びわれわれの決定する周辺小諸島に限定するものとする」とし、日本はこれを受諾する。 連合軍最高司令部訓令第677で1000以上の島を日本の管轄とするが、千島を除外する。 3:サンフランシスコ講和条約 「日本国は、千島列島の権利、権原及び請求権を放棄する」。  
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。