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changeさん のコメント

孫崎さんのご指摘は、人間組織の上下と横の連携の在り方が、日本独自の在り方であることを指摘されている。

上意下達の在り方は、軍隊組織、官僚組織、企業組織で徹底している。上位者の意思は絶対的である。横の組織は様々なグループ形式をとっても、連帯して上位下達組織に風穴をあけようとする歴史的経過によって勝ち取ってきたものは極めて少ない。欧米のシステムを採用しているに過ぎない。

最近目にする「障害者雇用率」などは、典型的な事例である.障害者条約で日本の批准は遅れたが、法律的、制度的には世界の基準に合わせたが、障害者が地域で健常者と手を取り合って、共生する社会を作り上げていく行動が全く追いついていない。言動不一致をあからさまに暗黙裡におこなっているのです。行政、国会、司法の 三権組織の退廃は甚だしく、障害者を食い物にしていることである。

表面的には正義面をしているが、その行動は悪者同様の行動をして組織全体で渡れば怖くない無責任体制に問題がある。
為政者としての最低の矜持もなくなってしまったのでしょう。

戦争責任も同じである。日本人の最高責任者を処罰できない。戦火に散った若者たちに目を向けることなく、25年で取引しても、一般庶民は、天皇家を頂点とする体制順応が、当たり前と考えているのか、疑問を持っても意思を明らかにしない。
No.1
76ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
沖縄知事選が進行中です。  この中、「本州」は沖縄にどの様に対峙してきたでしょうか。  私の『戦後史の正体』から沖縄と昭和天皇を引用します。  ********************************** 終戦後、寺崎英成は一九四七年二月に宮内省御用掛(通訳)に任命され、昭和天皇とマッカーサー元帥との会見の通訳も数回つとめます。 しかし寺崎英成はたんなる通訳ではありませんでした。彼は妻グエンがGHQのフェラーズ准将の遠縁であったこともあって、GHQと太いパイプをもつようになりました。そして昭和天皇と米軍のあいだで、意思疎通をはかる役目もまかされることになったのです。『昭和天皇独白録』のなかで入江侍従長は寺崎英成のことを「〔現在〕日本で一番重要な仕事をしている」とまでいっています。 彼は占領軍のなかでマッカーサーの「軍事秘書」の職にあったフェラーズや、外交
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。