• このエントリーをはてなブックマークに追加

oldjapさん のコメント

『「不都合な事実には反論しない。あたかもそれがなんの意味も持たないように黙殺する」
それが戦後の日本のメディアや学会の典型的な対応なのです。』

むしろこれは、日本文化全般に普遍的に存在する、実用的な知恵であろう。
日本という社会は、長い歴史をもつ家族的社会であり、内部での争いを極端に警戒する傾向がある。
例えば、新興国のアメリカのように、多様な構成員とそれらの間の争いを自然であり、健康なものとして受け入れ、その上で論理的に最善な決定を選択する社会とは異なる。
それが日本の長所でもあると同時に短所である。
短所に含まれるものは、保守的で進歩が遅い、異端者を許さない、弱者いじめの頻発などである。

No.2
76ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
沖縄知事選が進行中です。  この中、「本州」は沖縄にどの様に対峙してきたでしょうか。  私の『戦後史の正体』から沖縄と昭和天皇を引用します。  ********************************** 終戦後、寺崎英成は一九四七年二月に宮内省御用掛(通訳)に任命され、昭和天皇とマッカーサー元帥との会見の通訳も数回つとめます。 しかし寺崎英成はたんなる通訳ではありませんでした。彼は妻グエンがGHQのフェラーズ准将の遠縁であったこともあって、GHQと太いパイプをもつようになりました。そして昭和天皇と米軍のあいだで、意思疎通をはかる役目もまかされることになったのです。『昭和天皇独白録』のなかで入江侍従長は寺崎英成のことを「〔現在〕日本で一番重要な仕事をしている」とまでいっています。 彼は占領軍のなかでマッカーサーの「軍事秘書」の職にあったフェラーズや、外交
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。