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p_fさん のコメント

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p_f
3.11から1年経った頃の脱原発イベントでドイツ映画「第四の革命~エネルギー・デモクラシー」上映に合わせて来日した監督が語った言葉-
「チェルノブイリの時に比べて技術的インフラは目覚しく整っているので、しかもフクシマによって日本の人達も本当に他人事ではなくなったと感じたならば、是非、一人ひとりができること、再生可能エネルギーに取組んでいるNGO、政治家と繋がりを持つための一歩を踏み出して欲しいのです」
それから6年経った今尚、日本の「一人ひとり」がその方向に踏み出す大きな動きは全く見られない。仮にそんな動きが出ていたなら、坂田監督も2018年の今、今回のような主題の映画を出されることはなかったに違いない。一般のドイツ人も意識のレベルは様々だろうが、例えば戦後 経済的に豊かになった時に外国旅行でブランド品を買い漁るドイツ人など皆無だったろう。街で有名人を見掛けると忽ち群がってキャーキャー騒ぐドイツ人というのも想像し難い。先日の生放送でも木村結氏が裾野を広げることの大変さを語られていたと思うが、それでもコイズミなんぞの影響力に期待せざるを得ないという件にはハッキリ言って絶望感しか湧かない。
ドイツの状況を垣間見るにつけ、日本人のサル化が深刻なのは間違いない。

「花はどこへいった」-これが有名なベトナム反戦歌というのは聞いた覚えがあったが、初めて歌詞を追ってみました。それでつい連想したのが米国の原爆開発を取り仕切った超エリート科学者、ヴァニーヴァー・ブッシュが死ぬ前に残した言葉━「敵国よりも より強い武器を持とうとして兵器は進化し、こうしたことは永遠に続く。ある人種を殲滅してしまうような原子力の戦争が起こるだろう。しかし、それは人類を初めの状態に戻し、また同じ事が繰返されるのだろう」
つまり、この超優秀な頭脳の持ち主が辿り着いた結論は「人間はバカだ」ということだったわけだ。
日本の原発事情はその証左だ。殊にスマホでサル化が著しい日本人が「賢く」なる道は険しい。

今夜はリアルタイムで視聴できないのが残念ですが、追ってタイムシフトで支障なく見れることを願います。
No.3
75ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
8月22日、映画『モルゲン、明日』の試写会に出かけた。坂田雅子監督のものである。 (1) 多分この映画は、坂田雅子監督の紹介から説明を始めるのが好いだろう。 1948 年、長野県須坂市に生まれる。 1965-1966 年、アメリカ合衆国メイン州の高校に留学。帰国後京都大学文学部哲学科卒。 2003 年、ベトナム戦争で兵役経歴を持つ写真家の夫グレッグ・デイビスの死をきっかけに、枯葉剤についての映画製作を決意。グレッグ・デイビスは 1967 年から 1970 年にかけてベトナム戦争で兵役につき、南ベトナムに駐留する。アジア各地で撮影活動を行ない、「タイム」などに写真が掲載、日本の地方に関心を持ち、 2002 年に群馬県を題材とした写真集『 GUNMA 群馬 - 暮しと人々』を出版。 2003 年、枯葉剤の影響とみられる肝臓ガンにより死去。のちに、その生涯をもとにした記録映画『花はどこへいった』が制作され
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。