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oldjapさん のコメント

孫崎氏は「日本とドイツ、なにが両国の原発への対応の違いを発生させるのか」という疑問を述べているが、その答えは日本人の方がドイツ人よりも、理屈を鵜呑みにしないで、うだうだと迷うことにある。それは、双方にとって、長所でもあり、短所でもある。ドイツ人はヒトラーという弁士が現れたとき、悪い奴らはユダヤ人だという単純な彼の仮説に呑み込まれてしまった。極端から極端へ動くのが、理論好きなドイツ人である。確かにその傾向のおかげで、ドイツには伝統的に著名な哲学者も多く、原爆、ジェット機、ロケットなどの独創的な技術開発を行った。しかし、新しい科学は仮説から始まり、仮説はその正しさが証明されるまでは、疑われるべきである。日本人はたまたま、あまり議論が得意でないので、うだうだして態度を決めない。その結果、ある時間が経つと他人の仮設、ドイツのお先走りが実は間違いだったという幸運に会う可能性がある。ドイツが原発を止めたというのは、実は誤りかもしれない。数年前には、ディーゼルエンジンが自動車のエンジンとしては、CO2放出量削減の切り札として日本のハイブリッド車より良いクルマと大いに宣伝したが、ご存じのように、最近、彼ら自身ディーゼルエンジンの自動車の生産に見切りをつけたし、一方、トヨタのハイブリッド車はいまだ生産が伸びている。ドイツ人と結婚した女性である、原著者には気の毒だが、ドイツ人て、そんな民族ですよ。信仰するのはご自由ですが。
No.5
75ヶ月前
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8月22日、映画『モルゲン、明日』の試写会に出かけた。坂田雅子監督のものである。 (1) 多分この映画は、坂田雅子監督の紹介から説明を始めるのが好いだろう。 1948 年、長野県須坂市に生まれる。 1965-1966 年、アメリカ合衆国メイン州の高校に留学。帰国後京都大学文学部哲学科卒。 2003 年、ベトナム戦争で兵役経歴を持つ写真家の夫グレッグ・デイビスの死をきっかけに、枯葉剤についての映画製作を決意。グレッグ・デイビスは 1967 年から 1970 年にかけてベトナム戦争で兵役につき、南ベトナムに駐留する。アジア各地で撮影活動を行ない、「タイム」などに写真が掲載、日本の地方に関心を持ち、 2002 年に群馬県を題材とした写真集『 GUNMA 群馬 - 暮しと人々』を出版。 2003 年、枯葉剤の影響とみられる肝臓ガンにより死去。のちに、その生涯をもとにした記録映画『花はどこへいった』が制作され
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。