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changeさん のコメント

安倍政権の陰りが、じわじわと現れてきているといえる。

①政権をになっている権力者が、人事、お金を握っており、対抗者は普通は全く歯が立たないはずであるのに、総裁選では、権力をむき出しにしてあらゆる組織に圧力をかけた結果が、55:45であり、5%動けば党員票は逆転していたのです。シャカリキになる必要性のない総裁選で、総力戦で挑んだのは、すでに余裕がなくなっていることの裏返しなのでしょう。

②今回の知事選、第三者的に見れば、元故翁長知事の弔い合戦の意味合いもあり、知名度が堕ちるし、玉城氏に勝つのが難しいことが分かっているのに、組織、人材、お金を総動員したのはなぜか。今まで勝ち負けを的確に判断してきた参謀たちが判断を間違える傾向が増えてきたといえるのでしょう。何が何でも勝たなければならない瀬戸際に自分自身を追い込んでいる。今回の負けのダメージはかなり大きいのでしょう。

勝ち負けの見通しが狂い始めたため、周りを気心の知れた見慣れたおなじみの仲間で固める人事が出てくるようであるが、本来は逆を選択をすべきなのです。悪くなり始めれば、一気に新しい人材を活用すべきなのに、リスクが取れない。賞味切れが一気に加速し、参院選まで持つのだろうか。
No.4
75ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
1:  翁長知事の急逝に伴う沖縄県知事選が30日投開票され、米軍普天間基地の名護市辺野古への移設に反対する玉城デニー氏が、前宜野湾市長の佐喜真氏=自民、公明、維新、希望推薦=を破り、初当選した。 開票99%で、玉城デニー氏396.541、佐喜真氏316,321で過去最多得票の大勝で、県民は翁長氏が当選した前回知事選に続き、「辺野古移設」に明確なノーを突きつけた。 2:本選挙は、①倍首相(自民党総裁)が9月20日の総裁選で連続3選を果たしてから初の大型選挙だった②辺野古移設埋め立てを強引に実施しようとする安倍政権はどうしても勝利したい選挙であった。 従って菅官房長官は三回、小泉進次郎が三回、幹事長、二階幹事長は数回入り、スタフを常駐させる体制、加えて石破氏、小池百合子氏も沖縄入りをする大規模な動員を行った。かつ公明党は、県公明党が移設反対の立場であるが、前回の自主投票から、今回
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。