p_fさん のコメント
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1: 翁長知事の急逝に伴う沖縄県知事選が30日投開票され、米軍普天間基地の名護市辺野古への移設に反対する玉城デニー氏が、前宜野湾市長の佐喜真氏=自民、公明、維新、希望推薦=を破り、初当選した。
開票99%で、玉城デニー氏396.541、佐喜真氏316,321で過去最多得票の大勝で、県民は翁長氏が当選した前回知事選に続き、「辺野古移設」に明確なノーを突きつけた。
2:本選挙は、①倍首相(自民党総裁)が9月20日の総裁選で連続3選を果たしてから初の大型選挙だった②辺野古移設埋め立てを強引に実施しようとする安倍政権はどうしても勝利したい選挙であった。
従って菅官房長官は三回、小泉進次郎が三回、幹事長、二階幹事長は数回入り、スタフを常駐させる体制、加えて石破氏、小池百合子氏も沖縄入りをする大規模な動員を行った。かつ公明党は、県公明党が移設反対の立場であるが、前回の自主投票から、今回
不正選挙システムで間違って玉城デニー氏の票を増やしてしまったのでないか。ご愁傷様である。
だが、実際に起きたことは━現地で選挙取材を続けたジャーナリストの横田一氏が言う。「玉城陣営は『アリがゾウに挑むようなもの』と言っていたほどで、カネも人員も宣伝量も圧倒的な差がありましたが、最後は沖縄の良識が勝ったのだと思う。(日刊ゲンダイ)━ということだろう。
選挙直前に天木直人氏が引合いに出された、2006年1月のパレスチナ自治区選挙に近い状況も これから生じてくるに違いない。即ち この時、米国の期待に反してパレスチナ民衆が対米強硬派のハマスに過半数の議席を与えると、米国はただちに制裁を加えハニヤ首相に退陣を迫った。だが、ハニヤ首相はパレスチナ闘争史に残る名セリフをはいて首相にとどまり今日に至っているという━「我々はいかなる弾圧にも屈しない。(どんなに経済封鎖されても)我々には塩とオリーブがあれば生きていける」
沖縄の人々も「日米安保でメシ食ってる連中」の好き放題にはさせない━つまり、「正気である」ことを見せ付けた格好だ。
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